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64.上級魔術師の休息 65.烈風の処刑場 66.冥王の影 67.神界の救出戦 68.果てなき戦い 69.巨神の王者 70.天空の軍勢 71.魔山攻略 72.最古の巨神 64.上級魔術師の休息 あらすじ 強い力を持った魔術師がミズガルドに上陸した。魔術師たちは海岸で休息し、魔力を回復している。 彼らの力が戻る前に、この地で撃破しなければならない。 魔術師たちの呼び寄せる魔物は非常に強力だ。注意せよ。 マップ 海岸 出現する敵巨神の魔術師 霜の巨神(小) 不死身の巨狼 不死身の骸骨 神竜フレースヴェルグ 攻略法 魔術師は左から骸骨、神竜、獣、巨神を召喚する。 フレイ フレイヤ 弓などを用い、とにかく速攻で神竜を召還する一番奥の魔術師を倒そう。 コメント 神竜フレースヴェルグ初登場。だがその姿は見ない方がいい。 開幕から全員で雷神で狙撃すれば驚くほど早く終わる。 65.烈風の処刑場 あらすじ 風の巨神の精鋭部隊により、海岸に追い詰めれた。恐ろしい魔術を操る風の巨神だが、 その中でも特に長い年月を生きた最古の者たちが、ついに姿をあらわした。6人の風の巨神を倒せ。 マップ 海岸 出現する敵風の巨神 暴風の巨神 攻略法 開始後、速やかにマップ右のがれき群へ移動し崖上を目指そう。比較的安全地帯だが油断しないように。 もしくは開始地点近くの大きな岩の影が安地なので、誰かが隠れると敵の攻撃をある程度封じられる。 あとはユミルの魔弓などで攻撃すればいい。 または左右に分かれて巨神を転倒させながら攻撃する。転倒を担当するのは射程があり複数を巻き込めるフレイヤが楽。 崖上の敵は一箇所にまとめていくようにし、崖下の敵は攻撃されないよう転倒のタイミングに気をつけるといい。 開始地点の大きな岩に一人待機すれば、崖下と左右どちらかの攻撃をひきつけることができる。 フレイ 魔力補給が必要なフレイヤと違い、無理に崖上に避難する必要はない。 崖上に行くなら移動用の剣+火山の弓orレーヴァテイン、行かないなら他の弓を持っていこう。 転倒させて特攻する場合、ゲイボルグで押しすぎると面倒なので起き上がりはあまり攻撃しないほうがいい。 フレイヤ 剣は射程重視のティルフィング、崖上に行くのであれば真アンドヴァルナウトでもいいかもしれない。攻撃はユミルの魔弓で決定。残るはドラウプニルが無難だが、そもそも使用する機会は崖上を目指すまで。 神速キャンセル移動ができるなら移動速度を上げるために光舞の王笏LV4をお勧めする。疾風の剣並に移動できるうえ、使用魔力は微小。 転倒させて特攻の場合は攻撃重視なら魔光、転倒重視ならドラプ。ハデストで魔光がつかいにくいなら風刃でいいかも。 とにかくタイミングよく転倒させて、起き上がらないうちに攻撃を少ししたら魔力回復。 コメント INFとハーデストでは難易度に桁違いの差がある。 攻撃頻度、速度、範囲、威力が格段に上昇しており、風煙がものすごく舞い上がるため視界も悪い。 なおこのステージで風の巨神が移動できる範囲は狭く、例えば崖の上にいる巨神は降りてくることができない。 66.冥王の影 あらすじ ニヴルヘイムの冥王ヘルは死んではいなかった。 ヘルは冥界でゆっくりと力を回復している。そして、自らの影を2つ生み出し、ミズガルドへと送り込む。 マップ ブルグント城 出現する敵ヘル×2 死せる獣 死霊 攻略法 増援である死せる獣と死霊が時間経過で(死せる獣 → 死せる獣 → 死霊の順番に)出現する点に注意。 複数で挑む場合は大した問題ではないが、単騎で挑む場合は最悪の場合ヘル×2と死霊を同時に相手にしなければならなくなる。 このため可能であれば他方のヘルが攻撃範囲内に接近する前に、それが無理でも死霊が合流する前に一方のヘルを倒してしまいたい。 フレイ どちらかというと雑魚の獣や死霊に力を注げる武器がいい。 ヘルを相手にするならゲイボルグ一択。 フレイヤ ヘルには魔光の宝剣が非常に効果的。狙うのは難しいがINFでもあっさり倒せる。 狙いにくくても部位破壊して露出した命の玉を雷神で当てればいい。 魔光をもっているならば、獣がこちらに来るときに一掃してしまおう。 コメント ヘル2体が左右に出現している。 複数人で挑む場合は二手に分かれるか、一体に集中攻撃するかは意見が分かれる所。 「どうやって戦う?」等のチャットに対しての返答文を探している最中に敵の接近や攻撃を許す…なんて事にならない様に注意。 67.神界の救出戦 あらすじ 決戦が近い。巨神族が再度の進軍を開始。仲間の一人が包囲されてしまう。 仲間を救出し、巨神族を殲滅せよ。 ☆参加者の一人が敵に囲まれた状態で始まる。 マップ アスガルド 出現する敵霜の巨神(大・中・小) 巨神の魔術師 風の巨神 リンドブルム 攻略法 部屋主が一人孤立した状態で始まり、いきなり霜の巨神(大)複数に囲まれている。 第二波は風の巨神が控えていることもあり、高難易度では正面からぶつかるのはそこそこの難易度になる。 安全に行くならば、端の方の敵を攻撃して徐々に敵をおびき寄せ殲滅していこう。 第二波をある程度倒すと大巨神2体とリンドブルム数体の増援が現れるので、不意打ちに注意。 フレイ 部屋主は逃げられる装備が必要。 ハンマーで転倒させて逃げるかキャンセル移動で逃げるかはお好みで。 フレイヤ 同じく部屋主は逃げられる装備にしよう。 援護する側も、広範囲で転倒させられる武器があるといい。 コメント 実はアスガルドの宮殿は登ることができる。一度やってみよう。 ここの大巨神はこちらが死んで復活する前の状態でも近づいてどんどん攻撃を加えてくるので注意。 特にソロだと一度やられると復活して起き上がった瞬間に攻撃→気絶を繰り返して何も出来ないまま終わることも。 68.果てなき戦い あらすじ ついに最終決戦が始まろうとしている。 アスガルドに巨神の大軍勢が侵入しようとしている。迎え撃て。 マップ アスガルド 出現する敵霜の巨神(大・中・小) ゴーレム 炎の人形 ムスペル 転送器 攻略法 巨神族を全滅させたあとはすばやくアスガルドの宮殿へ向かい、登場と同時に襲ってくるゴーレムを殲滅する。 初めのゴーレムと人形は宮殿を利用して戦うとダメージを受けにくい。 ムスペルが動くまでは誰かが建物に張り付くといいだろう。 最後に現れる転送器+ムスペル×3は真っ向から挑むには少々分が悪いが、この中で増援が来ないのはムスペル。 時間はかかるが、離れたところにムスペルだけを誘導して先に殲滅した方が安全に戦える。 フレイ 攻撃の基本はゲイボルグになるが、耐久力に不安があればマグニの剛弓等で後方支援に回ろう。 敵の機動力が高く複数回攻撃をする機会が限られるため、剣を持つならテュールの剣よりもバルムングがお勧め。 待機敵に攻撃するのに特化するなら火山の弓を持っていこう。ただし、もう1つの武器でさばけるのが前提。 フレイヤ 高難度ならゴーレム&人形を素早く処理するための雷神はほぼ必須と言っても良い。 後は待機状態の敵を攻撃するなら魔光の宝剣、ムスペルを制圧するならドラウプニルがお勧め。 コメント 最後の転送器を倒すのがどうしても辛い場合は、人形とゴーレムを引き連れた状態で神速キャンセル移動しながらアスガルドの宮殿を一周しよう。 耐久力の高い人がいるなら他の人に移動されない距離の宮殿内の端っこに籠ってガードしてもいい。 上手く行けば人形やゴーレムを置き去りにでき、その間他の人で一定時間ガラ空きの転送器を攻撃し放題になる。 69.巨神の王者 あらすじ ついに巨神の王フリムが率いる軍団が到着した。巨神との最終決戦の時だ。 ☆フリムの鎧は中心部を狙うことで破壊できる。 マップ ヴィーグリース平原 出現する敵フリム 霜の巨神(大・中・小) リンドブルム 巨神騎兵 攻略法 第一波の大型の敵を殲滅すると、増援がやってくる。 増援の中には騎兵がいるので全員が固まって戦うより一人が前衛で残りのメンバーが援護する形が戦いやすいだろう。 ハンマーを持てばさらに安定して戦える。 増援の敵は全滅させないこと。フレイヤの魔力回復用としてとことん利用しよう。 高難易度のフリムは鎧を破壊するとさらに手がつけられなくなるので気をつけること。 フレイ 複数で臨む場合は後方でマグニの剛弓等をぶっ放すと良い援護になり、上手く行けばリンドブルム等の小型雑魚を一掃出来る。 フリムの誘導弾及び騎兵の囮となる際はマグニの鎚の軽減SSにモノを言わせて受け止めた方が安定し易くお勧め。 一方で単騎で挑む場合は過酷。遠方からフリムを倒すには火力不足なので、フリムの誘導弾を避けながら雑魚軍団と対峙する事になる。 挙句、誘導弾や騎兵の攻撃は一度当たってしまうとダウン中に受けるリンドブルムからの追撃が痛すぎるというオマケ付き。 誘導弾を避ける(動きが制限される)事や対リンドブルム性能を考えると長剣よりも射程と威力、複数ヒット性能で優れる大剣がお勧め。 フレイヤ 初っ端から最大火力をフリムにブチ込んでしまおう。フリムの誘導弾が無くなるだけで随分と楽になる。 INFでは火力が敵の耐久力に追い付かず雑魚の攻撃も半端ないので、地道に雑魚から倒して行くのが吉。 特にリンドブルムの処理の仕方で、難易度が大きく変わる。 コメント リンドブルムを退治するのが最優先。 フリムの誘導弾はギリギリで神速するとかわしやすい。(高難易度時) 誘導弾の回避がどうしても苦手な場合は、適度な大きさの瓦礫を盾にする事も可能なので覚えておこう。 70.天空の軍勢 あらすじ 巨神の魔術師たちは空を飛ぶ魔物を集め、天空からの攻撃を計画している。 空の魔物たちを撃破せよ。 マップ ブルグント城下町 出現する敵リンドブルム 死霊 炎の人形 巨神の魔術師 ファフナー 攻略法 序盤は正門の外で城壁を利用して戦おう。 敵は大きく左右と正面に分かれているが、残った一部隊が少なくなると魔術師の大部隊が登場する。 召喚前にすべてを倒すのは難しいので、リンドブルムと死霊を召喚する魔術師を優先的に狙おう。 あらかじめ二手に分かれて行動するとやり易い。ダメージがかさんだ時は左右の城壁を利用するといいだろう。 全滅させるとファフナー登場。続いてザコの群れが遅れてやってくる。 一度に相手するのはかなり厳しい。一人が町で待ち構え分断させよう。 インフェルノではとりあえず全員が最初の城門近くに移動しておき、ファフナーが向かってきてから1人が広場へと走っていく方が安定する。 ファフナーは雷神30発程度 2波の魔術師の配置は以下なかんじ。 北(青) 東(橙) 死霊 死霊 人形 人形 リンド 城 リンド 死霊 死霊 リンド スタート リンド 西(赤) 南(緑) フレイ 剣は壁越しに攻撃できるテュールかバルムングを 対魔術師にはゲイボルグでヘッドショットを挑みたいところだが、難しいなら槍6で挑もう。 フレイヤ 雷神の魔弓がメインになる。魔力吸収は壁・建物越しに行おう。 死霊は閃光系・光舞等で落とし、ちょっとだけ無力化出来る。大剣でも可。 囮よりもファフナーを率先して引き受けよう。高火力武器で一気にやっつけよう。 出現したばかりのファフナーを、スタート地点の門より南から狙撃すれば雑魚と分断できる。 コメント ファフナーさえ倒せばあとは城壁利用でじっくり雑魚を倒せばいい。 ファフナー以外の敵は建物で攻撃を遮断できるため、爆発系はあまりおススメできないが、 雑魚が引っ掛かったりした時に時間短縮のために破壊するために持っていく人もいる。 71.魔山攻略 あらすじ 巨神の魔術師たちが、さらなる軍勢を呼び寄せようとしている。魔術師たちと決着をつける時だ。 魔術師に見つからないよう、2組にわかれ、異なったルートで敵の待つ山に侵入する。 すべての敵を倒せ。 マップ 出現する敵魔術師 霜の巨神(大・中・小) リンドブルム 風の巨神 暴風の巨神 攻略法 二手に分かれた状態でスタート。魔術師は大きく分けて3回登場する。 開幕はリンドブルム、霜の巨神(小)、第二部隊は霜の巨神(大・中)を召喚する。 最後の第三部隊は風の巨神と霜の巨神、霜の巨神(大)とリンドブルム、暴風の巨神を召喚する。 途中、風の巨神を召喚する魔術師は出現後橋を越えてかなり距離のある林に踏み込むだけで増援を出してくる。 橋の外辺りから一気に射撃で倒すか、全滅させる前にあらかじめ出現場所に移動しておくとやりやすいだろう。 なお、坂を上って大巨神を召喚する魔術師の方から行けば近づいても召喚されずに済む。 最後の山頂に出現する魔術師は耐久力もやたらと高く、攻撃すると暴風の巨神を召喚するのでむやみに攻撃しないこと。 攻撃できる範囲に集まって集中攻撃で一気に倒そう。 フレイ 基本的にゲイボルグで攻撃することになるだろうが、強攻撃は控えること。 的がずれてフレイヤの攻撃が外れてしまっては邪魔者以外何物でもない。 フレイヤ 楽に行きたいなら雷神の魔弓と稲妻の魔弓LV4のセットがいい。 基本的に雷神を、魔術師には稲妻4をぶちかましてから雷神連射。 暴風対策をしたいなら稲妻4の代わりにドラウプニルや魔光3を持っていこう。 コメント 暴風の巨神が出てしまった場合は、崖の上で囮になりつつ、大剣など届く武器で攻撃する形がいい。 万一のことに備えて誰かが転倒用武器を持っていくといいだろう。 小巨神を出す魔術師の方にいるフレイヤも超遠距離からリンドブルムを出す魔術師の方に全力を注ぐといい。 72.最古の巨神 あらすじ 巨神の精鋭部隊が海岸に上陸した。ヨトゥンヘイム最古の一族にして、最も強き巨神たち。 彼らがついにミズガルドに降り立ったのだ。迎え撃ち、殲滅せよ。 ☆精鋭部隊は三倍の強さを持つという。注意せよ。 マップ 海岸 出現する敵太古の霜の巨神(小) 太古の霜の巨神(中) 太古の霜の巨神(大) 攻略法 フレイ 遠距離に間合いの取れる武器があった方がいいだろう。 フレイヤ 同じく遠距離武器がいいだろう。 コメント 待望の巨神族の上位種、太古の巨神が初登場。しかし姿は小巨神しか変わっていない。 攻撃パターンは何一つ変わっていないが、攻撃力は約3倍という破格の破壊力を誇る。 INFでも初期耐久力でクリアできる優しいステージだが、フレイヤでは最終武器でもまともに魔力吸収できないので注意。
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ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare) 世界大百科事典、中野好夫・小津次郎の記述 (1564~1616) イギリスの詩人、劇作家。イングランドの中部ウォーリックシャーの市場町ストラトフォード・オン・エーヴォンに生まれた。4月26日に受洗の記録があるので誕生はその数日前と推定される。8人姉弟の第3子、長男として生まれた。半農半商の豊かな家庭で、父は町の有力者であったが、まもなく没落し、詩人は高等教育をうけなかったであろうと想像されている。1582年に8歳年長の女アン・ハサウェーAnne Hathawayと結婚し、6ヶ月後に長女が生まれ、さらに85年には男女の双生児をもうけたが、その後、故郷をすててロンドンに出た。それは地元の豪族ルーシー家のシカを盗んだことが発覚したためという説もあるが、根拠はない。ロンドンにおける動静についてもまったく不明であるが、92年には先輩の劇作家ロバート・グリーンの著述のなかに、明らかにシェークスピアをあてこすったものと思われる一節があることによって、当時すで新進俳優もしくは作家として名を成していたことがうかがえる。青年時代にロンドンの劇場で観客の馬番をしていたという俗説をそのまま信ずることはできないにしても、劇場関係の雑役から出発して、やがて俳優となり、劇作に手を染めることになったと想像される。彼の属した「内大臣おかかえの一座」Lord Chamberlain s Menは当時の二大劇団の一つであり、同劇団が98年にベン・ジョンソンの『十人十色』を上演したさい、シェークスピアが俳優として登場した記録が残っており、『ハムレット』の亡霊が当り役であったとも伝えられている。現在知られているかぎりでの彼の最も早い作品は1590年ころの執筆と推定されるが、それ以後20年あまりの間に、合作を含めて戯曲37編と詩7編を書いている。その間、収入の増加とともに、96年には父親のために紋章の使用許可を買いとり、翌年には郷里のニュープレースNew Placeに、町で2番目に大きな邸宅を購入し、また劇団の大幹部として、ロンドンのグローブ劇場(地球座)およびブラックフライアーズ劇場The Blackfriarsの株主となるほどの成功をもおさめていた。1611~1612年ころ、まだ50歳にも達せず、創作力もさほど衰えたともみえないのに、とつぜん筆を折るって死んだ(4月23日)。以上がシェークスピアのいちおうの伝記であるが、現存する1片の原稿も、手紙や日記のたぐいもないために、いまだに彼の実在をさえ疑う人もある。最も確実な伝記的資料は、受洗と結婚、土地家屋購入、遺言書などの法律・協会関係の記録だけで、かんじんの詩人、作家としての彼に関するものは作品のほかになにもない。『サー・トマス・モア』という当時の戯曲原稿のいち部分が彼の筆跡であると近年主張されるが、それも間接的な推測を出るものではない。シェークスピアは哲学者フランシス・ベーコンの匿名にすぎないというベーコン説をはじめ、文芸愛好家の貴族オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアEdward de Vere(1550~1604)であるとするもの、同年輩の劇作家で、若くして不慮の死をとげたクリストファー・マーローであろうと考えるものなど、シェークスピア抹殺論はいまもあとを断たないが、もとよりいずれも根拠のよわい推定にすぎない。作品についても、初版の出版年代が明らかであるほかは、創作ならびに初演の正確な年代を知ることは困難であり、学者によってさまざまな憶測がおこなわれている。ことに作品によっては作者自身が一度ならず補筆改訂を加えたものもある。現在までに最も権威があり、かつ穏当であるとされるエドマンド・チェンバーズSir Edmund Kerchever Chambers(1866~1954)の説によれば、推定創作年代はつぎのとおりである。1590~91年『ヘンリー6世』第2~3部。91~92年『ヘンリー6世』第1部。92年『ヴィーナスとアドニス』。92~93年『リチャード3世』『間違いつづき』。93~34年『タイタス・アンドロニカス』『じゃじゃ馬ならし』『ルクリースの陵辱』。93~96年『ソネット集』(大部分)。94~95年『ヴェロナの2紳士』『恋のほねおり損』『ロミオとジュリエット』。95~96年『リチャード2世』『真夏の夜の夢』。96~97年『ジョン王』『ヴェニスの商人』。97~98年『ヘンリー4世』第1~2部。98~99年『から騒ぎ』『ヘンリー5世』。1599~1600年『ジュリアス・シーザー』『お気にめすまま』『十二夜』。1600~1601年『ハムレット』『ウィンザーの陽気な女房たち』。01~02年『トロイラスとクレシダ』。02~03年『末よければすべてよし』。04~05年『尺には尺』『オセロー』。05~06年『リア王』『マクベス』。06~07年『アントニーとクレオパトラ』。07~08年『コリオレーナス』『アゼンスのタイモン』。08~09年『ペリクレス』。09~10年『シンベリン』。10~11年『冬の夜話』。11~12年『あらし(テンペスト)』。12~13年『ヘンリー8世』。 「業績と評価」劇作家シェークスピアの20年にわたる発展については、多少修正の余地はあるが、だいたいエドワード・ダウデンEdward Dowden(1843~1913)の試みた4期説に従うのが便利であろう。「第一期」ca.1591~ca.95(修業時代)確実な証拠はないが、おそらく先行作品の改作者として、先輩劇作家たちの長所を自由に吸収し、将来の大成に役だてた時代とみられる。ちょうどイギリス・ルネサンスの隆盛期にあたり、青年作家シェークスピアの筆にはみずみずしい青春の気があふれている。もとより、先輩作家マーローやトマス・キッドらの模倣のあともまだはっきりと残っており(悲劇『ヘンリー6世』(三部作)、『タイタス・アンドロニカス』、喜劇『恋の骨おり損』『ヴェロナの2紳士』など)、さらにまた習作的作品の域を出なかったが、悲劇『リチャード3世』『ロミオとジュリエット』、喜劇『じゃじゃ馬ならし』『真夏の夜の夢』など、彼のような天才だけがあらわしうる傑作もすでに書きだしている。なおこの時期には、『ヴィーナスとアドニス』『ルクリースの陵辱』の2編の物語詩、および154編よりなる『ソネット集』(1609刊)を書いている。『ソネット集』は豊かな美しさにみちた作品であるが、内容はシェークスピア自身の内面的告白とともうけとられる多くの問題をふくんだ作品である。「第二期」ca.1596~ca.1600この時期に入ると、詩人の目は人間的深さと社会的広さを加え、喜劇では『ヴェニスの商人』『から騒ぎ』『十二夜』『お気にめすまま』、史劇では『リチャード2世』、『ヘンリー4世』(二部作)、『ヘンリー5世』、悲劇では『ジュリアス・シーザー』のような人に親しまれた傑作を書いている。ことに注目すべきことは、『ヘンリー4世』に登場する愛すべき悪党、ふとった老兵のフォールスタフSir John Falstaffの性格想像であろう。このころまでに先輩作家はほとんど世を去り、有力な後輩もまだ台頭せず、ほとんどシェークスピアのひとり舞台であった。「第三期」ca.1606~ca.1608彼の最高傑作が、つぎつぎと現われた時期である。1603年にはエリザベス女王が死に、ジェームズ1世がスコットランドから王位をつぎ、ここにスチュアート朝が始まることとなったが、イギリス・ルネサンスもようやく退廃期に入り、そうした思潮を反映したためか、あるいは別の事情によるものか、シェークスピアの作品も急に暗さを加え、その背後にはつねに懐疑と不信の深いふちが口をひらいているようになった。いわゆる「四大悲劇」である『ハムレット』『オセロー』『マクベス』『リア王』はもとより、『アントニーとクレオパトラ』やローマ史劇『コリオレーナス』にいたるまで、外見と真実のくいちがいを追及しており、シェークスピア単独の作品ではないかもしれないが『アゼンスのタイモン』にいたって、そのシニシズムは頂点に達している。また『尺には尺』『トロイラスとクレシダ』などは、結末こそ喜劇的解決の形をとっているが、素材はむしろ悲劇に近く、作家精神の混迷を感じさせるいわゆる「問題喜劇」である。「第四期」ca.1609以後第三期の憂愁と懐疑から解放され、ふたたび清澄を回復して、ふつう「ロマンス劇」とよばれるもの、すなわち『シンベリン』『冬の夜話』、そして単独作としては最後の作品である『あらし』が書かれた。これらは第三期の悲劇の傑作にくらべて、芸術的価値において劣り、創作力がすでに最盛期をすぎたことを感じさせるものではあるが、彼の詩魂の展開をたどるためにはきわめて重要な作品群である。それについては、前期において経験した暗い情熱のあらしから回復して、ようやく澄んだあきらめの心地に到達したとする説、あるいは人生に対する幻滅がいよいよその深刻さを加えたためとする説、さらに最近には、晩年にいたって詩人が清教徒主義に近づいたと考える説など、学界の注目は最近この時期に向けられてきた感がある。なお彼はこのあと史劇『ヘンリー8世』を書いているが、ジョン・フレッチャーJohn Fletcher(1579~1625)の筆が大いに加わっていることは確実である。彼の作品が世界的古典としての定評を得たのは、19世紀初めに近代ロマン主義が興隆して以来のことである。もとより彼は生前から劇壇の第一人者として評価されてはいたが、比類を断つほど絶対的なものではなかった。17~18世紀においても、少数の目の鋭い日評価を別とすれば、当時の文芸思潮である古典主義は彼の天才に対して冷淡であり、「野蛮な天才」とみるのが一般の考え方であった。それが近代ロマン主義によって時空を絶した天才とあがめられ、イギリスはもとより、いわゆる「シェークスピアのヨーロッパ征服」がおこなわれることになり、ドイツを中心としてほとんど偶像的崇拝をからうるにいたった。その後ロマン的興奮はしずまったが、彼に対する世界的評価はついにふたたび低下することはなかった。このロマン主義批評は、イギリスの詩人批評家コールリジによってみごとな開花を示し、A.C.ブラッドリーの名著『シェークスピアの悲劇』(1904)において完全な結実をみせた。しかしその後、シェークスピア研究はロマン主義的批評に対して反動の傾向を示し、アメリカの学者ストールElmer Edgar Stoll(1874~)や、ドイツの文学者シュッキングLevin Ludwig Schücking(1878~1964)らの主張する歴史的実証主義が勢力を占め、彼をエリザベス朝時代のイギリス人としてみようとする方向にすすんだ。さらにその後になってスパージョンCaroline F.E.Spuregeon(1869~1942)やドイツのクレーメンWolfgang H.Clemen(1909~)による研究は、シェークスピアの研究に新生面をひらき、さらにリチャーズIvor Armstrong Richards(1893~)やエンプソンWilliam Empson(1906~)らの批評態度に刺激されておこったアメリカのニュー・クリティシズムの一派は、戯曲の言葉に鋭いメスをあてることによって作品の意味をさぐりだそうとしている。また一方においては、20世紀初めにポラードAlfred William Pollard(1859~1944)によって先手をつけられた科学的な本文批判は、グレッグSir Walter Wilson Greg(1875~1959)、マッケローRonald Brunlees McKerrow(1872~1940)、ドーヴァー・ウィルソンJohn Dover Wilson(1881~1969)らによって、めざましい発展をとげてきた。シェークスピア研究は上記のほかに今後にまつべきものも多いが、彼の文学のもつ意義はつぎの二点に要約されよう。1.戯曲史的にみて、古代ギリシアの運命悲劇に対して、性格悲劇という一つの型の完成者として不朽意義をもっている。また人工光線を用いない裸の張出舞台という当時の劇場構造を条件として、弱強5脚の無韻詩形blank verseを完成し、英語の達しうるかぎりの最高の詩劇を創造した。2.精神史的にみて、彼の全戯曲はそのままイギリス・ルネサンスの生きた姿であり、その意味で、フォールスタフ、イアゴー、ハムレット以下の性格は、またそのままルネサンス精神の典型的人間群像であるといえる。日本においては、すでに1877年(明治10)に『ヴェニスの商人』が、ラムの『シェークスピア物語』から翻案されて、『胸肉の奇松』と題して『民間雑誌』に掲載されている。また坪内逍遥は188年に『自由太刀余波鋭鋒(じゆうのたちなごりのきれあじ)』と題して『ジュリアス・シーザー』を翻訳したのを皮切りに、1928年(昭和3)までに、少数の短詩をのぞく全作品を独力で翻訳した。上演についていえば、1885年大阪において中村宗十郎一座によって、『ヴェニスの商人』が『何桜彼桜銭世中(さくらどきぜにのよのなか)』という外題で翻案上演されたのを最初に、川上音二郎一座や歌舞伎俳優によって、主として翻案形式によって上演されていたが、1906年に逍遥主宰の文芸協会が設立されると、シェークスピア上演の機運は大いに高まり、逍遥訳による記念すべき上演がしばしばおこなわれた。その後も歌舞伎俳優、築地小劇場などによってとりあげられ、注目すべきものも少なくなかったが、最近にいたって、主として新劇畑の劇団が新しい現代語訳による上演をこころみ、相当数の観客をあつめうるようになったことは、近年におけるシェークスピア映画の成功とともに、この劇作家の民衆への浸透を物語るものであろう。→ヴェニスの商人、オセロー、ジュリアス・シーザー、ハムレット、マクベス、真夏の夜の夢、リア王、ロミオとジュリエット 大日本百科事典、小津次郎の記述 (1564~1616) イギリスの詩人・劇作家。イングランドの中部地方、ウォリックシャーのストラトフォード=オン=エーボンに生まれた。父は皮革加工業を主として、農作物や毛織物の仲買業を営んでいた。母は近在の豪農の出身であった。父は1568年には町長に選出され、シェークスピアは裕福な市民の長男として幸福な幼年時代を送り、町のグラマー=スクール(文法学校)に学んだが、彼が13歳の時に父の没落が始まり、大学へ進むことは許されなかったと思われる。18歳にして8歳年長のアン=ハサウェーと結婚し、6ヶ月後の1583年5月に長女スザンナが誕生、さらに85年2月にはハムネットとジューディスという男女の双生児が生まれた。彼の少年時代についてはまったく記録を欠いており、演劇との結びつきも不明であるが、有力者の子弟として観劇の機会に恵まれていたと思われる。ロンドンに出た事情や年代についても不詳であり、近郊の豪族ルーシー家のシカをいたずら半分に盗んだのが、思いがけない醜聞となったので、郷里を去ったという伝説もあるが、もとより確実な証拠はない。なんらかの理由でロンドンに出たのち劇団に加入したのか、すでに俳優として多少の経歴をもってから劇団とともに上京したのかはわからないが、ロンドンにおける俳優としての生活は80年代の末ごろに始まっていたらしく、92年には新進の演劇人として評判が高かったことを示す資料が残っている。シェークスピアの劇作活動がいつから始まったかは不明確であるが、多くの学者は1590年ごろと推定している。おそらく最初は先輩作家の戯曲に部分的改修を加える助手的作業であったろうが、やがて彼自身の作品と呼びうる戯曲を発表するようになった。その意味で『ヘンリー6世』三部作を彼の処女作と考えることができよう。そのほかに同じく歴史劇の『リチャード3世』を書いたが、歴史劇流行の波にのった新進作家の試みであったろう。またローマの喜劇作家プラウトゥスからの翻案ともいうべき『まちがいの喜劇』や笑劇『じゃじゃ馬ならし』、当時人気の絶頂にあった流血悲劇の線に沿った『タイタス=アンドロニカス』などが初期の作品群を形成している。いずれも習作であり、先輩の模倣や稚拙な部分が残ってはいるが、大作家の萌芽は既に現われている。1592年から足かけ3年にわたってロンドンに流行したペストのため劇場は閉鎖された。シェークスピアはその間に2編の叙事詩『ビーナスとアドーニス』『ルクリース陵辱』をサウサンプトン伯に献呈してその知遇を得た。94年に内大臣の庇護を受けた劇団(ロード=チェンバレンズ=メン)が誕生したが、彼は幹部座員として参加することとなった。劇場閉鎖の結果ともいうべきロンドン劇壇の大規模な再編成はシェークスピアにとって有利な情勢をつくりだしていたといえよう。当時の彼の作品には、叙情性が強く現われており、悲劇『ロメオとジュリエット』、歴史劇『リチャード2世』、喜劇『真夏の夜の夢』はその典型である。このころから1600年ごろまでに彼は主として歴史劇と喜劇を書いたが、『ヘンリー4世』二部作に登場するフォールスタッフなる老騎士は、道徳的には非難に値するが、人間的魅力にあふれており、ハムレットとともにシェークスピアの創造した性格の中でもっとも興味あるものとされている。また『ベニスの商人』『お気に召すまま』『十二夜』はロマンチックな喜劇の傑作であろう。内大臣一座は1599年にテムズ川南岸にグローブ=シアター(地球座)を建設し、シェークスピアにはゆかりの深い劇場となったが、このころから集中的に悲劇を書くようになった。『ジュリアス=シーザー』はその最初であるが、やがて『ハムレット』『オセロ』『リア王』『マクベス』と四大悲劇が相ついで発表されることになる。その素材はそれぞれに異なっているが、いずれも外見と内容、仮象と真実のくい違いに悲劇の世界を見いだし、死との関連において人間的価値の探究を果たそうとしている。1600年ごろからの数年間はシェークスピアの悲劇時代と呼ばれているが、『終わりよければすべてよし』や『尺には尺を』などの喜劇も書かれている。しかしこれらの喜劇には暗い形がさしており、モラルの混迷もみられるところから、問題喜劇という名称を与える批評家もいる。この時期の最後を飾る悲劇は『アントニーとクレオパトラ』であるが、ほぼ同じころに執筆されたと思われる『アセンズのタイモン』には悲劇形式に対する困惑が認められる。1603年に内大臣一座はジェームズ1世の庇護を受けることになり、国王一座と改称した。08年には新しくブラック=フライヤーズ座を購入したが、グローブ=シアターとは異なった様式の劇場で、入場料も高く、比較的裕福な観客層をもっていた。劇壇の新しい経営方針とおそらく無関係ではなかったと思われるが、シェークスピアの作品も1608年から新しい傾向を示すようになった。それはロマンス劇と呼ばれる悲喜劇で、一家の離散に始まり再会と和解に終わる主題の追及であった。『冬の夜話』やシェークスピア最後の刊行作『あらし』はこの系譜に属する。彼は10年ごろにロンドンを去って郷里に帰り、16年4月23日に真だといわれる。誕生日も4月23日前後であったから、満52年の生涯を閉じたことになる。23年には旧友によって戯曲全集が刊行された。通常「ファースト=フォリオ」(二つ折り本初版)と呼ばれている。シェークスピア劇の特色は人間内面の世界を描いた点にあるが、最高の詩的表現に満ちた韻文劇であることも大きな特徴となっている。同じことは英詩最大といわれる『ソネット集』についてもいいうるであろう。日本へは明治初年に紹介され、いくつかの翻案がおこなわれたが、翻訳としては坪内逍遥による『ジュリアス=シーザー』の訳『自由太刀余波鋭鋒(じゆうのたちなごりのきれあじ)』が1884年(明治17)に刊行されたのが最初である。逍遥は1906年に文芸協会を設立し、シェークスピア上演の意欲的活動をおこなったが、協会の解散とともに日本のシェークスピア上演は衰えた。しかし第二次世界大戦後は福田恆存訳による劇壇「雲」の公演活動によって、シェークスピアはふたたび観客大衆に身近な存在となった。また、シェークスピアを学術研究の対象とする「日本シェイクスピア協会」が1961年(昭和36)に誕生、英文の年刊論文集Shakespeare Studiesを発行している。 グランド現代百科事典、小津次郎の記述 (1564~1616) イギリスの詩人・劇作家。イギリスのルネサンスにあたる、エリザベス朝の代表的劇作家であるにとどまらず、世界演劇史を通じて最高の作家と評価されている。シェークスピアの伝記については確実な資料に乏しく、彼の存在を否定する極端な憶測さえ一部には行われているが18世紀以来のシェークスピア研究の成果により、伝記の概要と作品の創作年代をほぼ確実に推測できるようになった。シェークスピアはイングランドの中部ストラトフォード=オン=エーボンに、裕福な商人の長男として生まれた。父はまもなく町長に選ばれ、彼は名士の子弟として町の文法学校に入学したと推測される。文法学校ではラテン語を中心教科としたきびしい詰込み主義の教育が行なわれていたから、後年の読書のために有益であったにちがいない。彼が13歳の時家運の没落にあい、そのため大学への進学は許されなかった。少年時代は家業を手伝っていたという伝説が残されているが、おそらく真相に近いものであろう。1582年に8歳年長のアン=ハサウェーと結婚し、半年後には長女スザンナが生まれ、さらに85年には男女の双生児が誕生し、ハムネット、ジューディスと命名された。それ以後数年間の動静については記録が皆無であるため推測の域を出ないが、一つ興味深い逸話が伝えられている。それによると、青年シェークスピアは近郊の豪族ルーシー家の鹿園からいたずらで鹿を盗んだが、そのことが露見し、ルーシー家との間に激しい応酬のあったあと、郷里にいたたまれずロンドンに出て、劇壇に参加して上京したという推定を下しているが、確実な根拠はない。確実であるのは、1592年にはシェークスピアは劇作家としてロンドンで活躍していたという事実である。これは劇作家ロバート=グリーンの残した文献によって明らかである。おそらく彼は1580年代の後半にロンドンに出て、当時の演劇人の多くがそうであったように、まず俳優として舞台に立ち、やがて劇作家に転じたのであろう。彼は名優ではなかったが、一人前の俳優であったことは記録にも残っている。シェークスピアの処女作が何であったかは確実には断定できないが、『ヘンリー6世』三部作や『リチャード3世』のような歴史劇をもって劇壇にデビューしたと考えられる。歴史劇は当時流行の演劇様式であったから、彼は1590年ごろから、いわば習作としてそのような作品を手がけたのであろう。もとより未熟な作品ではあるが、たとえば『リチャード3世』のように、一般には極悪非道の暴君とのみ考えられていた人物に、ほとんど近代的ともいえる自意識を与えて、これを単なる勧善懲悪劇に終わらせず、主人公の悲劇として完成させたのは、彼の偉大な才能がすでにこのころから自己の世界を発見していたといえるであろう。『間違いの喜劇』や『じゃじゃ馬ならし』もこのころに書かれた喜劇で、笑劇的な要素の強い単純な作品ではあるが、人間性への深い理解において、やはり凡庸な作家の手になったものではない。1592年から94年初頭にかけてロンドンにペストの大流行があり、劇場は閉鎖され、民主向けの演劇活動はほとんど全面的に停止された。この間シェークスピアは2編の叙事詩、すなわち『ビーナスとアドーニス』(1593)と『ルークリース凌辱』(94)をサウサンプトン伯爵にささげ、その個人的庇護を受けることになったが、このころに執筆されたと推定される喜劇『恋の骨折り損』は伯の政敵ウォルター=ローリー卿一派を揶揄したものであり、めったに個人攻撃をすることのなかったシェークスピアとしては異色の作品である。ペストによって多くの劇団は解散に追いこまれていたため、1594年にはロンドン劇壇は大きな変貌をとげ、その結果の一つとして時の内大臣ハンズドン卿をパストロンとする内大臣一座が誕生し、シェークスピアは幹部座員として参加することになったが、これ以後の彼の全生涯はこの劇団にささげられたといってよい。内大臣一座はシェークスピアとほぼ同年の悲劇俳優リチャード=バーベッジを中心とする若い劇団で、シェークスピアはこの劇団のために、喜劇『真夏の夜の夢』、史劇『リチャード2世』、悲劇『ロミオとジュリエット』を書いた。いずれも1595年ごろの作品であるが、高い叙情性に貫かれており、エネルギーに満ちてはいるが、粗削りの感を免れなかった従来のエリザベス朝演劇に、典雅な演劇性を与え、シェークスピア独自の世界をつくり出している。1595年ごろから1600年ごろまでをシェークスピアの喜劇時代と呼ぶ批評家もいるが、確かに彼はこの時期に多くの喜劇を書いている。『ベニスの商人』(1596)、『から騒ぎ』(98)、『お気に召すまま』(99)、『十二夜』(1600)はその代表的作品であろう。これらにロマンチック=コメディという名称が与えられているのは当時の喜劇にありがちな風刺制が希薄であり、ロマンチックな愛と結婚が主題となっているからであろう。しかし、これらの喜劇は単に甘美で華麗な愛の物語ではない。『お気に召すまま』のジェークイーズのようにロマンチックな世界への批評者を登場させることを忘れては居ないし、『ベニスの商人』におけるユダヤ人の高利貸シャイロックのような、一面では非情な悪人でありながら、他面では悲劇的な人物を導入することによって、喜劇の世界を深化している。また1597年に書いた史劇『ヘンリー4世』二部作に登場するフォールスタッフなる人物は、シェークスピアの人間研究を極致を示すものといわれている。この不道徳にしてしかも愛すべき老兵は、ゆるぎない市民感覚の持主で、貴族を中心とした歴史劇の中では笑われる存在あるが、同時にまた貴族の持つ空虚な道義感を嘲笑する役割をもになっている。また、英文学史上最大のソネット集であり、シェークスピアの自伝的要素が含まれているからに見える『ソネット集』(1609刊行)はこの時期に完成されたと推定される。シェークスピアは座付作者として成功を収め、相当の蓄財ができたためか、1596年には父親のために紋章使用権を買い取り、紳士階級(gentleman)と呼ばれる資格を得たが、さらに翌年には郷里のニュー=プレースと呼ばれる大きな邸宅を購入した。内大臣一座も1599年にテムズ川南岸にグローブ座を建設し、ここを本拠としてさらに活発な公演活動を続けることとなった。そして1600年ごろから悲劇を集中的に書くようになった。その先駆けをなすものはローマ史劇『ジュリアス=シーザー』(1599)であるが、次の『ハムレット』(1601)からシェークスピアのいわゆる悲劇時代が始まると考えてよいだろう。半世紀近くも続いて、イギリスにルネサンスの花を開かせたエリザベス1世の治世もようやく終りに近づき、急激な発展をとげたあとの弛緩と社会的矛盾が人人の意識に上るようになり、思想的にも従来の正統に対する懐疑が現われはじめた。『ハムレット』が復讐劇という形をとりながら、主人公ハムレットの精神的遍歴に焦点を合わせた傑作悲劇となっている背景には、そのような時代の影響を認めないわけにはいかない。1603年に女王は世を去り、チューダー王朝は終りを告げ、ジェームズ1世が王位を継承してスチュアート王朝が始まった。内大臣一座は国王の庇護を受けることとなり、国王一座と改称した。シェークスピアは『オセロー』(1604)、『リア王』(05)、『マクベス』(06)の傑作悲劇を次々と発表し、ここに『ハムレット』を含めていわゆる四大悲劇が完成することとなった。ハムレットはデンマーク王子、オセローはベニス公国に仕える黒人将軍、リアは伝説的なイギリス王、マクベスは史上実在のスコットランド王。それぞれに世界を異にし、置かれた境遇もちがっているが、外見と真実のギャップに落ちこみ、全人格的な懊悩と葛藤の後に、生命と引換えに真実を獲得するという悲劇的設定、真実を得えんがために、あえて悪を犯すとさえいえるような逆説的後世は、四大悲劇をはじめシェークスピア悲劇に共通した特色であるということができる。ことに『リア王』においては、正統的な悲劇の限界を越えんばかりにして、不条理演劇に接近しているとさえ評することもできよう。その破綻は次の失敗作『アセンズのタイモン』(1607)に露呈されているが、男女間の愛を当時の演劇に類例を見ないほど冷酷かつ芳醇に描いた悲劇『アントニーとクレオパトラ』(07)をもって、シェークスピアの悲劇時代は終わる。シェークスピア劇は高次元における主題の倫理性と、弾力性に富む無韻詩の駆使による詩的世界の創造によって、エリザベス朝演劇を率いてきたが、このころになって演劇界の様相も変化し、観客の嗜好にも前代との相違が見られるようになってきた。彼がその傾向に同調したか否かは軽々しく断定できないが、1608年ごろからはロマンス物語に取材した悲喜劇を書くようになった。離散した家族の再会、娘による父親の救済が共通した主題であり、その代表作としては『冬物語』(1610)、『テンペスト』(11)があげられるであろう。晩年のシェークスピアは故郷に帰り、妻子とともに数年間の家庭生活ののち、1616年に永眠、郷里のホーリー=トリニティ教会で埋葬された。23年に彼の戯曲全集が刊行されたが、かつての僚友でありライバルであった劇作家ベン=ジョンソンは、その序文でシェークスピアに「彼は一時代のものではなく、万代のものであった」と賛辞を贈っている。 世界文化大百科事典、日高八郎の記述 (1564~1616) イギリスの劇作家・詩人。中部イングランドのストラトフォード=オン=エーボンの生まれ。8人兄弟の第3子で長男。父ジョンは農産物販売や製皮を業とする資産家で、母メアリはカトリックの旧家の出身。少年時代については伝説的なこと以外明らかでない。町の中等学校に学んだと考えられるが、買うんが傾いたためか高等教育は受けなかった。18歳のとき8歳年長の女と結婚、やがてロンドンへ出たが、その日付は不明。27前後から劇作に従事するとともに詩作を始め、1593年に書初の物語詩『ビーナスとアドーニス』を、翌年『ルークリースの陵辱』を出版。1609年には、早くに創作されていた『ソネット集』を出版した。劇作は、喜劇17編、史劇10編、悲劇10編、合計37編(このうち他人との合作と思われるもの10編)を数えるが、創作年代は1590年ごろから1613年ごろまでと推定されている。初期の傑作が『ロミオとジュリエット』『真夏の夜の夢』から二部作『ヘンリー4世』を経て、やがて創作力の頂点を示す四大悲劇『ハムレット』『オセロ』『マクベス』『リア王』の時期にはいるが、壮大さと人間性の深淵への洞察においてギリシア悲劇に比肩しうるとされている。この時期には、暗い影のある作品がにわかにふえ、作者の一身上になにかが起こったとも考えられる。以後、『あらし』などの悟りを開いたような作品数編を残し、47歳で突然筆を折り、故郷に隠退。その作品は、イギリスというわくを越えた世界最大の劇作家・詩人として、後世に深い影響を及ぼした。とりわけその大胆にして骨格の整った作劇術、力強いリアリズムの精神と奔放な想像力、あるいは人間性への鋭く、受容力の広い観察など、時代や国籍を越えて人間を打つものがある。ほかに劇作として『じゃじゃ馬ならし』ベニスの商人』『お気にめすまま』『十二夜』『ジュリアス=シーザー』『アントニーとクレオパトラ』『コリオレーナス』など。 哲学事典、著者不明の記述 (1564~1616) イギリスの劇作家、詩人。イギリスの国家形成を描く史劇において、かれは『リチャード3世』Richard Ⅲ(1592~93)のような個性を創造し、この個人への関心に添い悲劇の主人公を登場させた。『オセロ』Othello(1604~05)は家庭悲劇的様相を帯びるが、『マクベス』Macbeth(1605~06)では、主人公の時の意識や内部秩序のくずれる破局に悪が人間の深層をみせ、『ハムレット』Hamlet(1600~01)の虚偽と真実の対照の中を生きる復讐者の心理葛藤は『リア王』King Lear(1605~06)で普遍化し、二元的因果律の中で破滅に至る人間の本性であばく。晩年『あらし』The Tempest(1611~12)のような調和の世界を示すが、多彩な喜劇も含めルネサンス人らしい豊かな人生の想像的把握を示した。上述以外に、『じゃじゃ馬ならし』The Taming of the Shrew(1593~94)、『夏の夜の夢』A Midsummer Night s Dream(1595~96)、『ヴェニスの商人』The Merchant of Venice(1596~97)、『お気に召すまま』As You Like It(1599~1600)、『十二夜』Twelfth Night(1599~1600)、『ロミオとジュリエット』Romeo and Juliet(1594~95)、『ヘンリー5世』Henry Ⅴ(1598~1599)、『ジュリアス・シーザー』Julius Caesar(1599~1600)、『トロイラスとクレシダ』Troilus and Cressida(1601~02)、『末よければすべてよし』All s Well that Ends Well(1602~03)、『以尺報尺』Measure for Measure(1604~05)、『ソネット集』Sonets(1609)など問題作は多い。 新潮 世界文学小辞典、中野好夫の記述、「シェイクスピア」が項目名 (1564~1616) イギリスの詩人、劇作家。。中部イングランドの市場町ストラットフォード・オン・エイヴォンの生まれ(通常4月23日が記念日になっているが、死んだのがこの日であったことは確実。だが生まれた方は必ずしも23日とは決まらない。ただ生涯洗礼を受けたのが26日とわかっているので、生まれたのはおそらく3日ほど前、23日だろうというにすぎぬ)。父は皮革関係の加工および商業にしたがい、少なくとも詩人の誕生当時までは、家運は相当に順調で、一時は町の名誉職なども勤めていたが、シェイクスピアの少年時代になんらかの理由で急に没落したらしい。そのために、詩人は第3子で長男であったが、いわゆる小学校以上の教育はついに受けなかった。ただし、この小学校は少なくとも古典教育の点などでは相当に程度が高く、したがって古来伝説的にいわれたような、彼を無学者視するのは当たらない。82年、18歳のとき、8歳年長の女と結婚、6ヶ月後には長女が生まれ、次いで翌々年に双生の長男次女をえている。が、ここで確実な資料は急にとだえ、10年後の92年には突然評判高い新進劇作家としてロンドン劇壇に登場している。すべての推測であるが、80年代の中頃に故郷を出てロンドンに上り、前後して劇団に身を投じたらしい。それもs愛書はごく下積み(馬番という伝説もある)から出発、まもなくまず俳優になったことはほぼ確かであり、かたわら先輩作家の脚本に補筆したりしているうちに、自身も制作をするようになったものと思える。そして28歳の92年には、すでに先輩同僚作家の嫉妬を買うほどの新進作家であった。それにしても95年ごろまでの彼は、まだ先輩作家、とりわけマーローなどの作風模倣の跡が著しい習作時代といってもよい。あふれる豊富な才能はすでに現われているが、他方では「他人の羽毛で身を飾る成り上がりものの何でも屋」などという悪評も残っているくらいである。悲劇『ヘンリ6世』『タイタス・アンドロニカス』『リチャード3世』、喜劇『じゃじゃ馬馴らし』『恋の骨折り損』『ヴェロナの二紳士』『間違いの喜劇』などがこの時期の作である。なおこの時期に、彼は2編の物語詩『ヴィーナスとアドーニス』(93)、『ルクリース陵辱』(94)を出版している。これらは作の価値もさることながら、いずれもサウサンプトン伯と呼ぶ若い貴族に献呈されたもので、それによって眷顧を求めることが目的でもあった。貴族のパトロンを持つことは、当時の作家としては重大な感心事であったのである。そして彼は、それにもみごとに成功した。95年を前後して悲劇『ロミオとジュリエット』『リチャード2世』、喜劇『夏の夜の夢』『ヴェニスの商人』、史劇『ヘンリ4世』を出すころから、ようやく円熟期にはいる。そして世紀のほぼ変わり目、悲劇『ジュリアス・シーザー』、喜劇『お気に召すまま』『十二夜』を書くころには、すでに劇詩人としての完成に達し、続いて『ハムレット』『オセロ』『マクベス』『リア王』といういわゆる四大悲劇、続いて『アントニとクレオパトラ』が書き上げられている。1600年代にはいって最初のほぼ8年間である。1603年にはエリザベス女王の死があり、明らかにエリザベス朝栄光の衰退を感じさせる時期でもあるが、この時期の彼の作品には、なんの理由によってか(理由については、いろんな解釈がある)、急に深刻な暗鬱さが影をさし、いわば人間性のおそろしい深淵とでもいうべきものが口を開いているかに見える。四大悲劇がその代表的なものであろう。そして喜劇は、かつての明るさを失い『以尺報尺』『トロイラスとクレシダ』など、あまり喜劇らしからぬ、むしろ苦渋にみちた「問題の喜劇」しか書かれていない。そして最後に11年創作の筆を折るまでのほぼ4年間は、悲劇『コリオレーナス』、伝奇劇(ロマンス)、あるいは悲喜劇と呼ばれる『シンベリン』『冬物語』などの作はあるが、彼の作としては決して上乗のものでない。むしろ『ペリクリーズ』のような痛烈骨を刺す人間嫌悪を吐露した作でさえある。11年の『あらし』でふたたび完成された傑作を書くが、その主人公プロスペロが最後に魔法の杖を折るように、作者自身も筆を折って故郷ストラットフォードへ隠退することになる(13年に『ヘンリ8世』が上演されるが、これは未完に残したものを他の作者が完成して上演させたもの)。20年間にわたり彼ほどつねに劇壇第一人者の人気を保ち続けた作家もいなかったが、世俗的にもまた成功者であった。1597年ごろから幾度かにわたり、故郷に家屋や土地を買い入れているし、ロンドンでは文筆の活動以外に、二つの劇場の株主として相当の収入があったものと考えられる。さらに96年には紳士として紋章の使用を許されている。1611年、47歳で筆を折ったときにも、まだ特に創作力の衰えというものは見られない。にもかかわらず故郷に隠退、どうやら平和な余生を送って、16年4月23日に死んだ。出処進退まことにみごとというほかないが、当時の文人、とりわけ劇作家など、ほとんどが放埒奔放、非命を死をとげるか、みじめな零落の一生に終わるかであった中で、まことにこれはみごとな例外であったからである。しかもこの世俗的成功者が、ひとたびその作品になると、例の『ハムレット』の墓掘りの場面や『リア王』での道化など、痛烈骨を刺す人間批判や冷嘲をほしいままにしているのだから、いよいよ不思議である。さて作家生活20年ほどの間に、彼は戯曲37編と詩を長短7編残した。戯曲のことは別項に書くが、詩では先にあげた物語詩2編のほかに、154曲からなるいわゆる『ソネット集』が特に重要である。大部分は1593~6年頃の若い日に書かれたと見られるが、その後新しく加えられたものもあって、1600年頃には完成したらしい。09年、作者には無断で出版を見た。内容は第126曲を境にほぼ2つの部分にわかれるが、前半はすべて作者自身らしい詩人が、パトロンである美貌独身の青年貴族に寄せる形で、貴族に結婚をすすめたり、一人の女をめぐって作者と貴族との三角関係をなげいたり、また貴族の眷顧が別の若い詩人に移ったことを恨む心などがうたわれている。後半は問題の「黒い女(ダーク・レディ)」をめぐって、その愛と裏切りへの怨言(うらみ)などが主題になっている。豊麗、絢爛、ソネット文学の最高作品であるというだけでなく、この内容がはたして作者自身の自伝的要素を含んでいるか、それとも純粋に客観的仮構であるかについて、年来尽きない学者間の論争がある。なんとも決定的なことはいえないが、近来では自伝説がまた有力になっている。 ☆ハムレットHamlet…1602年初演と推定され、この詩人の代表作になっている。筋は一種の復讐譚である。デンマーク王子ハムレットは、父王を叔父クローディアスに殺され、その弑逆者は彼の生母ガートルードと結婚して王位に即いている。ハムレットは父の亡霊によってその死の秘密を知らされ、復讐の使命を負わされるが、道徳的で内省的な彼はいくどか懐疑の憂悶に悩んで決行をためらう。だが、結局はゴンザーゴ殺しという類似の筋の劇を叔父に見せることによって、弑逆の真実をつきとめ、ついに復讐はとげるが、彼自身も毒刃に仆れて死ぬ。原話は古い中世伝説で、いくどか物語類の材料になっていたが、直接シェイクスピアが粉本としたのは、しばらく前に、今は失われたが『原ハムレット』と呼ばれる作があり、それを彼が徹底的に改作したらしいといわれる。もちろん、前作は粗雑な復讐劇だったのを、ハムレットという近代的性格の主人公にしたばかりでなく、そのほかオフィーリア、ポローニアス父娘などを配して、みごとな心理的悲劇にしたのはシェイクスピアの天才である。改作ということもあって、細かくいえば構成上の矛盾も破綻もあるが、一面、これほど深い哲学的問題も含みながら、しかも大衆的にもこれほど変化に富み、見て面白い芝居もあるまい。ハムレットの性格解釈の問題だけでも、いわば永遠の問題になっている。19世紀以来、ドン・キホーテの行動型と対照されるほど、これはゲーテ、コールリッジ流の内省型、憂鬱型性格とする感傷的解釈が主流を占めてきたが、今世紀にはいってからは、むしろそれが自己克服を通して行動人というか、「強いハムレット」という解釈も有力になっている。それはとにかく解釈を越えた不思議な魅力をもっているというのが、この作品の特色であろう。 ☆オセロOthello…1604年初演と推定される。原話はイタリア小説にある。ヴェニスの将軍であるアフリカ黒人のオセロは、武勇の魅力で元老院議員の娘で子どものようなデズデモーナの愛をえて妻にする。だが、青年将校で旗手であるイアーゴが深く彼に含むところがあり、その復讐に、ありもせぬデズデモーナの不貞を、さも事実であるかのようにオセロに思い込ませる。猛将ではあるが、単純な彼は、みごとにこのイアーゴの狡知の餌食になり、無垢のデズデモーナを疑って嫉妬のあまり寝室で扼殺する。イアーゴの姦計も露われるが、時すでにおそく、オセロも悔恨のうちに自殺して果てる。一言でいえばマキアヴェリズムのいわゆる狐と獅子の悲劇、強いが単純な獅子のオセロが完全に狐イアーゴの狡知に陥れられる悲劇である。構成はきわめて単純明快で、エリザベス朝演劇の伝統からいえば「家庭悲劇」に属するものだが、イアーゴという芸術的といってもいいほどの悪の天才、おそるべき冷徹、精緻な悪役の性格像をみごとに創造したところに、この悲劇の核心がある。デズデモーナの可憐、純情さもさることながら、この作の圧巻はなんといってもイアーゴの活躍にある。 ☆マクベスMacbeth…推定初演は1606年。上代スコットランド史から取材された史悲劇。スコットランドの武将マクベスは、かねて潜在的には王位を望む野心をいだいていたが、たまたま荒野で会った三人の魔女たちの奇怪な予言に動かされ、さらに無良心ともいえるほど激しい意志的なマクベス夫人の教唆もあって、ついに野心を実行に移す。まず王ダンカンを己れの居城に迎えて弑逆の上、王位を僭すると、こんどはひとたびえたものを失うことの不安から、同僚の将軍バンコーをまず暗殺し、さらに血に狂った凶手は次々と犠牲を求めて罪を重ねていく。だが、復讐の幽鬼は、まずバンコーの亡霊となって現われるし、いまは流血の悪鬼と化したマクベスも、ついに故ダンカン王の遺児マルコムの討伐軍の手に仆されて死ぬ。罪と良心との問題を主題にした点で、ドストエフスキーの『罪と罰』にしばしば比較される近代的心理悲劇の興味もあるが、わけても興味深いのはマクベスとマクベス夫人との性格的対照であろう。初めマクベスは野心の誘惑に大きく動かされながらも、なお罪の前には良心的ためらいを禁じえない弱さをもった人間として描かれている。それに対してマクベス夫人は、人間的弱さなどまったく知らぬかに見える強い女に見える。しかも劇の後半では、その弱かったマクベスが絶望的勇気とはいえ、鋼鉄のような不退転の強さを見せて、最後は一種の悲壮美さえ示して倒れるのに対して、あの冷血といえるほどの強さに見えたマクベス夫人は、たちまち日夜罪の幻影にさいなまれて、もろくも乱心の夢遊病者になり、夫に先立って自殺して果てる。このそれぞれの性格の展開という点に最も大きな興味がある。超自然的要素を大きく取り入れたり、激しい流血の場面が相次ぐなど、メロドラマの一歩手前まで行きながら、罪とその報いという最高の悲劇的感情にまで高めている点、驚くべきものがある。シェイクスピア悲劇の中でも、劇的展開が最も急激で、したがって極度に緊迫した名場面を最も多くもっている。 ☆リア王King Lear…推定初演1606年。原話は上代ブリテン稗史に出る。劇は、「忘恩」を主題として並行する主副の筋をめぐって展開する。老王リアは、真実率直な末娘コーディリアを信ぜず、かえって不実な長女、次女の甘言を軽信して国を護ったため、たちまち忘恩の娘たちに追い出され、裏切られたリアは、狂乱の姿で世を呪いながら、あらしの荒野をさまよう。フランス王に嫁していたコーディリアが、王とともに軍を率いて救いにくるが、逆に敗れて、コーディリアは捕虜になり、絞殺され、リアは悲しみの極悶死をとげる。というのが主筋。副筋は、これも誠実の嫡子エドガーをうとんじて、不実の庶子エドマンドの甘言に乗ったために没落をとげる老グロスター伯の悲劇を描いている。四大悲劇の中でも規模の壮大さ、悲劇感情の高揚という点では、最も精彩を放っている。とりわけ有名なのは、前述もしたあらしの荒野、リア王狂乱の場面であり、さらにこの苦悩のりあに不朽の道化を配して、まれに見る悲劇的効果をあげているところは、この作者の劇的天才が最もみごとに発揮されたものであろう。古代ギリシア劇のあるものだけがよく比肩しうる最高水準の悲劇であろう。ただあまりにも通常写実劇の約束をはみ出しているために、かえって「上演不可能」というラムのような最高賛辞もあれば、トルストイのそれのように、最もひどい酷評も出る。不思議な作品である。 ☆ヘンリ4世Henry the Fourth…二部からなる。初演は1597~8年ごろと推定。二部十幕を通じて一個の史劇と見るべきであり、主筋は一応15世紀初頭ヘンリ4世治下の内乱、そしてヘンリ4世の死からヘンリ5世の即位までを扱っているが、この劇の興味は、なんといっても傍筋に登場するサー・ジョン・フォールスタッフの性格像にある。この飲んだくれ、うそつき、臆病、好色という大兵肥満の老騎士は、追い剥ぎ辻強盗は働くし、戦場では死んだまねをして生命を助かる。募兵をやらせれば賄賂をとってふところを肥やす。既成の道徳律から見れば、あらゆる悪徳ぞろい、唾棄しても足りない人物だが、300年来これほど観客から愛されてきた人物はない。ルネサンスの人間解放が生んだこの不思議な性格像を創造しただけでも、この史劇一編は不朽の意味をもつ。他には直情径行の青年武将ホッパー、また王者の理想像として皇太子ヘンリ、のちヘンリ5世を描き出していることも注意すべきであろう。 万有百科大事典 1 文学、小津次郎の記述 (1564~1616) 大日本百科事典とほぼ同文のため除外 「ロメオとジュリエット」Romeo and Juliet…五幕悲劇。創作年代には若干の問題はあるが、1595年ごろとするのが定説となっている。ベローナのモンタギュー家とキャピュレット家は、昔から犬猿の仲にある名家であるが、薄情な恋人を追ってキャピュレット家の舞踏会に出かけたモンタギュー家のロメオは、思いがけなくもキャピュレットの娘ジュリエットを激しく恋してしまう。2人は、ローレンス神父の計らいで秘密のうちに結婚式をあげたが、両家の親族の間に刃傷沙汰が起こり、親友マーキューシオーを殺されたロメオは復讐のため敵方ティボルトを討ち、追放の刑に処せられる。2人は最初にして最後の一夜を過ごしたのち、ロメオはマンチュアへのがれる。父からバリス伯爵との結婚を命じられたジュリエットは神父からもらった薬を飲んで仮死状態におちいり、納骨堂に入れられる。彼女が死んだという誤報を受けたロメオは納骨堂にかけつけ、毒を仰いで死ぬ。目ざめた彼女は事の真相を察し、短剣で胸を突いて彼のあとを追う。この悲劇は当時としては珍しい純粋な恋愛悲劇であり、「星のめぐり合わせの悪い恋人たち」という言葉が用いられているように、シェークスピア劇の中ではもっとも強く運命悲劇の性格をもっているが、同時にイタリアを舞台とした華麗な悲劇として、青年劇作家シェークスピアの代表作となっている。 「真夏の夜の夢」A midsummer Night s Dream…五幕喜劇。1594~1595年ごろの作と推定されている。作者がこの筋書をどこから借りてきたかはわからない。シーシュース公爵とヒポリタの結婚式が間近いアテネで、若い女性ハーミアは父の命ずるディミートリアスとの結婚をきらって、ライサンダーを愛しているが、アテネの法律は父の命にそむくことを禁じているので、ライサンダーとハーミアは郊外の森にのがれるが、ディミートリアスはその跡を追い、以前ディミートリアスの恋人であったヘレナも森にはいる。しかしここには大ぜいの妖精が住み、オベロン王とティテニア王妃は人間のように夫婦喧嘩をしている。またこの森には公爵の結婚式を祝う余興の素人芝居を計画している村の職人たちも集まっている。そのなかを恋の秘薬を持った妖精パックが走りまわり、さまざまな滑稽が演じられるが、結局ライサンダーとハーミア、ディミートリアスとヘレナが結ばれ、公爵とともに結婚式をあげ、村人たちの滑稽きわまる悲劇が上演されて、万事めでたく終わる。アテネの貴族と職人と妖精という三つの世界が森の中で相会し、不即不離の関係を保ちながらロマンチックな夢幻的な世界が展開されていく。おそらく貴族の結婚祝賀用に書かれた戯曲であろうが、青年期のシェークスピアを代表する愛の喜劇である。 「ベニスの商人」The Merchant of Venice…五幕喜劇。1596年ごろの作。イタリアの物語から取材したもので、ベニスの商人アントニオは、親友バサーニオからベルモントに住むポーシャ姫に求婚するための旅費の調達を依頼され、持ち船を担保にユダヤ人の高利貸しシャイロックから借金をし、返済不能の場合は自分の肉1ポンドを提供する証文を与える。ポーシャは求婚者たちに金、銀、鉛の三つの箱を示し、自分の肖像のはいったものを選ばせるが、バサーニオは鉛の箱を取って求婚に成功する。しかしアントニオは船が帰港しないので生命を奪われかけるが、男装したポーシャがベニス法廷の裁判官となり、肉は与えるが血を流してはならぬと宣言するので、シャイロックは敗訴となり、財産を没収され、キリスト教への改宗を命じられる。やがてアントニオの船は帰港し、シャイロックの純真な娘ジェシカも恋人ロレンゾと結婚する。ロマンチックな筋立てをもち、甘美な場面に富んだ喜劇であるが、当時のロンドン市民がもっていた金融業者に対する憎悪や半ユダヤ感情も背景をなしている。しかしシャイロックは単なる悪党ではなく、むしろ悲劇的人物として描かれている点は注目される。 「ハムレット」Hamlet…五幕悲劇。1601年ごろの作。ハムレット王子の原話は12世紀のデンマークの歴史家サクソ・グラマティカスの『デンマーク史』(1514)に見えており、すでに1589年にはロンドンでハムレット劇が上演されていた。その作者はキッドと推定され、作品は「原ハムレット」と呼びならわされているが残存しない。シェークスピアはこれにもとづいて新しい戯曲を書いたものと創造される。デンマークのハムレット王が急逝したので、王妃ガートルードはまもなく王の弟クローディアスと再婚し、クローディアスが王となる。ハムレット王子は早すぎた母の再婚を嘆くが、やがて先王の亡霊が現われ、弟によって毒殺されたことを王子に告げる。ハムレットは復讐のために狂気を装い、最愛の宰相ポローニアスの娘オフィーリアまで失うことになる。知識人のハムレットは亡霊の素性を疑い、王の本心を探るため国王殺しの芝居を見せるが、王は顔色を変えて立ち上がる。その後ハムレットは王とまちがえてポローニアスを殺し、オフィーリアは狂死する。王はハムレットをイギリスに送って殺させようとするが、王子は途中から帰国する。ポローニアスの息子レアーティーズは王とはかってハムレットを毒を塗った剣で殺そうとし、2人は王と王妃の面前でフェンシングの試合をおこなうことになるが、全員毒のため殺され、ハムレットも王を殺したのち絶命し、王位はノルウェー王子に譲られることになる。当時流行の復讐悲劇の形をとりながら、父の仇を討って国家秩序の回復を図らねばならぬ知識人ハムレット王子の苦悩を主題とした悲劇で、つづく『オセロ』『リア王』『マクベス』と並んでシェークスピア四大悲劇の一つに数えられる。 「オセロ』Othello…五幕悲劇。1604年ごろの作で、イタリアの小説から取材したもので、正式の題名は『ベニスのムーア人オセロの悲劇』。ベニス公国の元老ブラバンショーの娘デズデモーナは、黒人将軍オセロと恋愛し、父の反対を押し切って結婚する。折からトルコ艦隊がキプロス島に向かうとの報がはいり、オセロは同島守備のため妻をともなってキプロスに出発する。オセロの旗手イアーゴは望んでいた副官の地位をキャシオに奪われたのを根にもち、2人に復讐を計画する。キプロス到着の夜、イアーゴは酒乱のキャシオにわざと酒を飲ませて騒動を引き起こさせ、オセロから副官の地位を罷免されるや、今度はデズデモーナを通じて復職運動をするようにすすめる。そうしておいてオセロには、キャシオとデズデモーナが密通しているとほのめかし、オセロが彼女に与えたたいせつなハンカチを、妻のエミーリアに命じて盗ませ、キャシオの部屋に落としておいて、偽りの証拠をつくる。軽率にも彼を信じたオセロはデズデモーナを寝台の上で押し殺すが、すべては露見し、オセロは悲しみのあまり自害をとげ、イアーゴはもっと残酷な処刑を受ける子とになる。『オセロ』は四大悲劇の一つに数えられるが、他の悲劇とくらべて写実的な家庭悲劇の色彩が濃い。人間の愛と嫉妬を描いて鮮烈であり、コールリッジが「無動機の悪」と呼んだイアーゴの悪の追求はすさまじい迫力をもっている。 「リア王」King Lear…五幕悲劇。1605年の作と推定される。リアはイギリスの伝説的国王で、16世紀の文学にもときどき言及されているが、シェークスピアの扱い方は独自である。リア王にはゴネリル、リーガン、コーデリアの三女があり、老体のため彼女たちに国土を分割しようとするが、2人の姉が心にもない追従をいうのを聞いて、誠実なコーデリアは腹を立て、わざとすげない応答をするので、父王から追放されてしまう。リアは2人の娘の屋敷に交互に滞留することにしたが、どちらからもたえがたい冷遇を受けるので、宮廷付きの道化師と忠臣ケントの2人だけをつれて暴風の荒野をさまよい、娘の忘恩をののしって狂乱するが、やがて王もまた一介の人間にすぎず、人間は裸の動物にほかならないことを悟る。フランス王妃となったコーデリアは父王の窮状を聞き、父を救うため軍をイギリスに進めるが、最後には敗れ、リアとともに捕虜となり、兵士の手にかかって絞め殺される。リアは彼女の死体を抱えながら悲しみのため絶命する。以上が主筋であるが、グロスター伯父子のこれに似た副筋がからんでいる。シェークスピアやこの時代の多くの悲劇とちがって、この劇には神の正義が十分に実現されていない。行為と結果との間にギャプがみられるので、シェークスピア悲劇の中ではもっとも実存的であるとの評、現代の不条理劇に似ているという意見もあるが、世界演劇史を通じてもっともすぐれた悲劇の一つといわれている。 「マクベス」Macbeth…五幕悲劇。創作年代については異説があるが、少なくとも現在の形をとったのは1606年のことである。歴史家ホリンシェッドの『スコットランド年代記』(1587)から取材したもの。スコットランドの武将マクベスは魔女の予言に心を動かされ、男まさりの夫人の扇動を受けて自分の居城を訪れてきた国王ダンカンを殺して王位につき、さらにその子孫が王者となる予言されている友人バンコー父子の暗殺をはかるが、息子は逃亡してしまう。マクベスの暴政をのろう声は全国に広がり、反乱が怒る。彼はふたたび魔女の予言を求め、バーナムの森が動いたり、女の腹から生まれない男が出現するまでは敗れることのないとの自信を得る。しかしダンカン王の遺児マルカムをいただきマクダフに率いられた軍隊は、森の枝をかざして姿を隠しながらマクベスの城に進軍する。夫人狂死の報に暗澹たるマクベスは、最後の勇気をふるい起こそうとするが、マクベスは母親の腹を切りひらいて生まれたと聞いて、絶望的な一騎打ちに敗死する。シェークスピア悲劇の中でももっとも短く、進行のテンポも速いが、マクベスが国王殺害の直後に自分の安眠を殺してしまったことを悟り、手に付着した王の血は大海の水を使い尽くしても洗い落とせないと罪の償えないことを意識しながら、その意識との必死の果糖を重ねてゆくところにこの悲劇の本質がある。 「ソネット集」The Sonets…詩集。一部は1599年に公刊されているが、全編が刊行されたのは1609年。154編のソネットよりなる。最後の2編は全体の構成からはずれており、作者についても疑問がある。詩人が敬愛する青年貴族を賛美し、早く結婚してその美質を子孫に伝えるようすすめるのが全編の骨子であるが、その中に青年貴族が詩人のライバル詩人に寵愛を移したことの嘆きや、詩人の愛する「黒婦人」を貴族が奪ったことに対する憤りや嫉妬が含まれており、シェークスピアの自叙伝を読み取ろうとする批評家は多いが、具体的にはまったく不明である。1609年版が捧げられているW.Hなる人物についても諸説があって一致しない。創作年代についても異説が多く、シェークスピア全作品の中で最も多くの謎につつまれた興味ある作品であるが、ソネット形式としては「イギリス形式」を用い、イギリス文学にあらわれた最高のソネット集を作り上げている。 万有百科大事典 3 音楽・演劇、富原芳彰の記述 (1564~1616) イギリスの劇作家。1564年にウォーリック州ストラトフォード・オン・エーボンに生まれ、4月26日にその町の教会で洗礼を受けた記録がある。父ジョンはこの町で皮革羊毛業を営み、一時は町長を勤めたこともあるが、その後家運の傾きにあったようである。シェークスピアは土地の文法学校で学んだと推測されるが、彼の少年時代について正確に知ることはできない。19歳になる前に8歳年上のアン・ハサウェーと結婚し、1男2女をもうけたことは記録によって知られる。その後彼は単身ロンドンへ出て劇場の人となったが、それがいつからであり、どのようないきさつを経た跡であったかなどのことについては、伝説や憶測はあるが、確実なことは何も知られていない。1592年9月に出版されたロバート・グリーンの遺著の中に、新進劇作家シェークスピアの人気をうらやんで彼に中傷を加えていると見られる箇所があり、それがシェークスピアのロンドン劇界への登場を最初に伝える文献とされている。92年6月から約2年間、ロンドンの劇場は悪疫流行などのため閉鎖され、俳優たちも離散したが、94年の6月に劇場の閉鎖は解かれ、劇壇の再編成も行われた。そのとき再編成された宮内卿劇団と海軍卿劇団とが以後エリザベス朝、ジェームズ1世朝を通じて最も有力な劇団となるが、このときシェークスピアは宮内卿劇団(1603年以後は国王劇団となる)に幹部の一員として加わり、その劇団の座付作者のようなものになった。そのころまでに彼はすでに『ヘンリー6世』三部と『リチャード3世』(併せて「ばら戦争史劇四部作」とも見られる)、喜劇『まちがいの喜劇』と『じゃじゃ馬馴らし』、残酷悲劇『タイタス・アンドロニカス』などを書いていたと推測される。これらの作品を上演した劇団は一定してないが、シェークスピアが宮内卿劇団の人となってからの彼の作品はもっぱらその劇団によって初演されるものとなった。1592年から94年にかけて劇場が閉鎖されていた間に、シェークスピアは古典に取材する2編の物語詩『ビーナスとアドーニス』と『ルクリース陵辱』とを書き、それらをサウサンプトン伯ヘンリー・ロッツリーに献じた。この若い貴公子とシェークスピアとの間に親密な情誼が生じ、シェークスピアの『ソネット集』(154編を含む)にはそれが強く反映していると見る人が多い。シェークスピアの戯曲は通常37編あるとされているが、それらのおのおのの執筆年代はそれぞれの内外に見いだされる種々の証拠によって推定するほかはない。今日ではE.K.チェイムバーズによって示された推定が最も権威あるものとされており、本稿もそれに従っている。シェークスピアが宮内卿劇団の座付作者になったあとの最初の三年ほどの間に彼は『ベローナの2紳士』『恋の骨折り損』『ロメオとジュリエット』『真夏の夜の夢』『リチャード2世』『ジョン王』『ベニスの商人』などを書いたと推定される。これらの諸作の中の唯一の悲劇『ロメオとジュリエット』は互いに敵対する家に生まれた若い男女の宿命的悲恋を高い抒情性をもって描いた不朽の名作をなし、『ベニスの商人』ではユダヤ人高利貸しシャイロックに特にすぐれた性格創造が見られる。宮内卿劇団は当時のロンドン市を北に出はずれた「劇場」(ザ・シアター)を本拠にしていたが、1598年の暮れにその「劇場」を取りこわし、その材木をテムズ川の南岸に運んで、そこに彼らの新劇場を建てた。それは1599年7月ごろ完成し、グローブ・シアター(地球座)と名づけられた。そのころまでにシェークスピアは『ヘンリー4世』二部、『ヘンリー5世』を書き、『リチャード2世』に続けてここにもう一つの英国史劇四部作と見られるものを完成し、ほかに『から騒ぎ』『お気に召すまま』『十二夜』などの喜劇、および古代ローマ史に取材する『ジュリアス・シーザー』を書いた。『ヘンリー4世』に登場して活躍する巨漢の騎士フォールスタッフはシェークスピアが創造した最大の喜劇的人物である。『ウィンザーの陽気な女房たち』は恋に落ちたフォールスタッフを見たいという女王エリザベス1世の要望に応えて書かれたとの説もある。シェークスピアの創作活動の前半においては史劇と喜劇の作品が多かったが、世紀の変わり目を境として彼はいわゆる悲劇時代に入り、悲劇の傑作を次々に生んだ。通常彼の四大悲劇と称せられる『ハムレット』『オセロ』『リア王』『マクベス』はすべて17世紀初頭の5、6年間に集中して書かれ、それらとほぼ時を同じくして書かれた『トロイラスとクレシダ』『終わりよければすべてよし』『尺には尺を』なども、名目的には喜劇と呼ばれているが、それらの基調は人生の苦渋に満ちて暗澹としており、喜劇の常識に反する「暗い喜劇」をなしている。それらは「問題劇」と呼ばれることもある。『ハムレット』は当時流行した復讐悲劇の一作品とも見られるが、むしろ人間の罪性を過度に意識した人間の悲劇として見られたとき一層普遍的な意味と魅力を帯びる。『オセロ』は、要約すれば「異邦人」の悲劇であり、『マクベス』は幻想に欺かれた人間の悲劇である。悲劇は一般に人間存在の悲惨と栄光とを同時的に感覚させるものであるが、シェークスピアは『リア王』において彼の悲劇的ビジョンを最も壮大かつ深遠に描き出したと思われる。四大悲劇に続いて『アントニーとクレオパトラ』『コリオレーナス』(これらはローマ史劇とも見られる)、『アセンズのタイモン』などの悲劇が書かれた。シェークスピアの悲劇時代は1607、8年で終わり、それ以後彼は作風の上で新たな変化を示し、『ペリクリーズ』『シンベリン』『冬の夜話』『あらし』などを書いた。これらの作品は彼の最晩年の作品群を形成し、それらは彼の「ロマンス劇」と呼ばれることもある。それらに共通に見られる特徴は、人生一切を奇跡と見る感覚と世界に対する和解的態度とであろう。『あらし』はシェークスピアが全部書いた最後の作品とされ、1611年ごろ書かれたとされている。『あらし』を書き終えたころから彼は故郷の町ストラトフォードに隠退したと考えられ、史劇『ヘンリー8世』には彼の筆は一部にしか見られないとされている。『ヘンリー8世』は今日でも通常彼の全集の中に入れられているが、それ以外にも部分的にシェークスピアの筆が見られるのではないかとされた作品はかなりある。特に大英博物館にその原稿が保管されている『サー・トマス・モア』という劇にはその一部にシェークスピアの肉筆の跡が残されているとの説もある。彼は1616年4月23日に没し、ストラトフォードの教会の祭壇間近の床下に埋葬された。明治18年(1885)5月に大阪戎座(えびすざ)で宇田川文海による『ベニスの商人』の翻案『何桜彼桜銭世中(さくらどきぜにのよのなか)』が中村宗十郎一座によって上演されたのがわが国でシェークスピア劇が上演された最初とされる。その次は明治34年7月東京の明治座における伊井蓉峰一座による坪内逍遥訳『該撤奇談(しいざるきだん)』の上演である。そのころからシェークスピアは第二次大戦中を除いてほとんど毎年のようにわが国の舞台にかけられてきた。初めは翻案や一部上演が多かったが、昭和に入ってからは忠実な翻訳に基づく完全上演が普通のこととなった。
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シナリオ攻略 第29話「揺れる矛先」⇦ 第30話「蒼光なき宇宙」 ⇨第31話「遠方からの刺客」 作戦目的 出現条件 勝利条件(1) 1. 敵の全滅。 最初から 勝利条件(2) 1. インペトゥスのHPを30000以下にする。 敵増援出現後 敗北条件 1. ハガネの撃墜。2. 敵の防衛ラインへの到達。 最初から最初から~敵増援出現まで SRポイント獲得条件 敵を防衛ラインへ到達させず、マップをクリアする。 最初から 備考 敵14機撃墜or4PPで敵増援が出現 味方ユニット 機体 メインパイロット 出現条件 備考 ハガネ テツヤ 初期配置 任意機体 イング 初期配置 任意機体 アリエイル 初期配置 出撃部隊選択×8 初期配置 敵ユニット 機体 メインパイロット 出現数 出現条件 Lv HP 最大射程(P) PP / 資金 アイテム 備考 N H N H アンゲルス ミーレス 16 20 初期配置 32 4500 5250 6(4) 4 / 2700 ブースター×1 スカルプルム AI 10 12 初期配置 32 5300 6200 5(3) 4 / 2900 インペトゥス イグニス 1 1 敵増援 34 78000 79050 8(3) 18 / 18000 EN回復(小)、パイロットブロック 攻略アドバイス 今作で最初の宇宙マップ。主力にスラスターモジュールをつけると回避・命中だけでなくダメージの底上げも可能。数話に渡って宇宙戦が続くので、PPに余裕があれば宇宙適応Sにするのも手。 前衛のスカルプルムとアンゲルスは防衛ラインへの移動を優先し、アンゲルスはPPに防御or回避する。EPの移動後、射程内に味方がいれば攻撃してくるので、効率よく反撃できる。 SRポイント獲得のためには足の速いユニットを何部隊か先行させる必要がある。 ルート分岐で火力が落ちているが、イグニスの撃墜にはSRXの念動爆砕剣による装甲ダウン効果が有効。R-GUN側からでも一撃必殺砲が撃てるので、続けてマキシマムブレイクを行えば撃墜し易い。 イグニスは攻撃を避けられたり攻撃を無効化されると気力が下がる。Normalの場合ハガネをイグニスの射程8地点に放り込み防御させる事で攻撃を無力化可能なので粘ると気力低下を誘いつつ時間稼ぎ可能(Hard時未確認) EX-HARDでもイグニス撃墜は可能。念動爆砕剣で装甲ダウン後、プレースメント効果+10%をつけてMB一撃必殺砲+五黄殺 TBS+RHB。グルンガスト改はイルムで闘志使用。30000以上のダメージは余裕で稼げる。 戦闘前会話 イグニス:リュウセイ、カイ、ラミア、イルム、イング、アリエイル
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ダインスレイフマークスマン CHARM 世代 形式番号 正式名称 開発企業 ユグドラシル社 機能 アーセナル 使用者 船田純[先行量産型]武田光未 登場作品 舞台「アサルトリリィ The Fateful Gift」 デザイナー 東海村原八 解説 ダインスレイフ最新派生機。 精密射撃モードと、鋭い切れ味のブレードモードが注目されている。(*1)
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200X無属性魔法 無属性 魔法具現化 ニュークリアⅠ ニュークリアⅡ ニュークリアⅢ バーストⅠ バーストⅡ バーストⅢ 共通 顔グラ 猫 キャラセット 顔グラ モングラ ピクチャー、その他 制服の少女 キャラセット 顔グラ モングラ ピクチャー、その他 コメント欄 名前 コメント
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ピエリ とは、【ファイアーエムブレム if】のキャラクター。 プロフィール 作品別 関連キャラクター コメント プロフィール ピエリ 他言語 性別 女 誕生日 12/24 職業 暗夜王国王子マークスの臣下 出身 暗夜王国 所属 暗夜軍→カムイ軍(暗夜/透魔) 声優 髙橋ミナミ(旧芸名 高橋未奈美) 初登場 【ファイアーエムブレム if】 暗夜王国のマークスの臣下の女性。 かなり残虐な性格で敵に容赦はしない。 同じくマークスの臣下であるラズワルド?とは同僚の仲。 意外にも料理が得意。 普段は鎧を着ているのでわかりにくいが、胸が大きい。 作品別 【ファイアーエムブレム if】 暗夜編では章、透魔編では章で仲間になる。 白夜編では12章、26章で敵として登場するが、戦う必要はない。 特に12章の場合、彼女含むマークス隊に勝負を挑むのはフェニックスモードでもない限り無謀に等しい。 加入時のクラスはソシアルナイトで固定。 パラレルプルフではダークマージになれる。 【ファイアーエムブレム ヒーローズ】 称号 武器 移動 声優 イラスト 殺戮本能 槍 騎馬系 髙橋ミナミ 高木正文 HP 攻撃 速さ 守備 魔防 35 33 33 23 30 武器 補助 奥義 キラーランス+ピエリの小槍 なし 凶星 A B C 魔防3 なし 守備の威嚇3 実装日 ★ 入手 分類 2017/02/02 3~4 英雄召喚 英雄 初期から実装されている英雄。 2019/4/9に追加された専用武器「ピエリの小槍」は、キラーランスの上位互換武器かつ、特殊効果 の付与では戦闘開始時にHPが99%以下の時にステータスがALL+4される。 2021年2月頃に担当声優の高橋未奈美が芸名を変更したのに伴ってクレジット表記が変更された。 関連キャラクター 【マークス】 【ラズワルド】? コメント 名前 全てのコメントを見る?
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「イベントマップ」は、「討伐イベント」期間中のみ実装される冒険の期間限定マップ。 宮殿レベル20以上で出撃可能。編成するパーティのランクは問わない。 中央(0,0)の野営地を出撃地点として、マップ上の全ての拠点へ移動可能。 マップの切り替え 実装されたイベントマップ マップの切り替え 宮殿周辺以外のマップへ行けるようになると、パーティはいずれかの地域を選んで出撃する形となる。 他マップへ行っているパーティで出撃したい場合は、一旦帰還した後、行きたいマップを表示させ、再出撃する必要がある。 イベントマップを表示させるには、3通りの方法があります。 画面上部の「冒険」ボタンのメニューから選択する 宮殿画面の左にいるウエハーマンをクリックする 冒険画面の左にある「地域選択」のアイコンをクリックし、「イベントマップ」を選択 実装されたイベントマップ 討伐イベント名称 日程 イベントマップNPC 限定レイドボス 討伐ポイント報酬PR太字はランキング報酬 オールスターバトル 2015年3月24日~3月31日 FRS 邪神帝シンラ・メルタ・トロス 20567_神羅魂獣神サイ20568_神羅魔導神メビウス20569_水嶺神シズク オールスターバトル 2015年2月24日~3月3日 TCS 邪神帝シンラ・メルタ・トロス 20561_美少女剣士アコちゃん20562_眠り姫アルマ20563_光龍帝サイガ 邪神帝暗躍 2015年1月27日~2月3日 天地神明の章 邪神帝シンラ・メルタ・トロス 20538_神羅終極神カイ20539_神羅太陽神アポロ20540_神羅黄金神マキシウス 双星神誕生 2014年12月30日~2015年1月6日 神獄の章王我螺旋の章 黎明王ディルクルム 20532_聖魔神マステリオン20533_調和神バランシール20534_魔導神メビウス 天空への挑戦 2014年12月2日~12月9日 天地神明の章 時空を超えた激戦!双星神マキシウス&ゼロニクス激突!十天闘神 20514_聖龍王サイガ20515_魔導神メビウス20516_調和神バランシール ふたつの正義 2014年10月21日~10月28日 神獄の章 無頼神ゼロニクス 00481_黒炎獅竜ホウセン00482_羅震帝サン・モルテ 天空大決戦 2014年9月23日~9月30日 第三章 破壊神デストール 00463_光龍神リュウガ00464_創造神クリエール 『天ヶ原』夏合宿! 2014年8月5日~8月19日 ゼクスファクター 『天ヶ原』夏合宿! 00441_雷刃のイツキ00442_一学期<夏休みの思い出>00443_氷輪のマヒロ 七天大武会 2014年6月10日~6月24日 七天の覇者 暗黒大将軍タケチヨ 00383_黄金騎士ルーグ00384_白面金剛九尾サイ00385_閃影瞬神ムジナ 邪神群襲来 2014年3月25日~4月11日 邪神群(九邪戦乱の章) - - このページの先頭へ
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# A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z Tagoria 作者 xtesic バージョン 1.0.0 概要 船で島から脱出することが目標。話の流れはないが敵は多く丁寧に作られているため戦闘マップとして出来が良い。サブ目標の1つが完了しない問題あり?所要時間30分。 目標 1. Reach the US boat ボートに乗り島から脱出しろ 2. Find server サーバーを見つけ破壊しろ 3. Retrieve flightcase フライトケースを見つけ破壊しろ 4. Gather the intel 新兵器に関する情報を見つけろ 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (20MB) The 5 Islands Map 作者 Replay934 バージョン 1.0.0 概要 マップ名のと通り5つの小さな島で構成されているマップ。目標は敵の科学者を殺すことだが、目標に沿った内容はなく適当に敵を交戦するのみ。味方の車両が集まっている島に行くとVTOLで最後の島へ連れて行ってくれる。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (3.9MB) The Alien Camp 作者 thekk2008 バージョン 1.0.0 概要 小さな無重力マップ。マップ製作のミスなのか2つのカットシーンが終わりスカウトと戦った直後の足場が現れず先へ進めない?問題がある、チートで通過してしまおう。全体的に適当な作り。所要時間10分。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (2MB) The Arena 作者 The_wild_Beaver バージョン 1.0 概要 塀に囲まれたマップで敵の猛攻を耐えしのぐ。出現した敵を全滅させるたびに次のグループが出現という形式で、それが15回続く。同時に出現する敵は少なめだがクロークが使えないため結構熱い戦いが出来る。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (8.7MB) The Arena 2 作者 The_wild_Beaver バージョン 1.0 概要 荒野?雪原?森?の3つのマップからなる戦闘オンリーマップ。マップ内に出現した敵を全滅させると新たな敵が出現し…ひたすら戦い抜く。敵を倒せば弾は補充されていくが乱発すると弾が足りなくなってクリア出来なくなるかもしれない。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (11MB) The Dream 作者 amin12345 バージョン 1.2 概要 いくつか敵の拠点がある島マップ。一応目標はあるが話の流れはなく、要所要所にいる敵を殲滅すればいい。目標の中身と達成条件は一致しておらず、全て敵を倒すことで達成できる。所要時間40分。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (89MB) The Fortress 作者 ravage9218 バージョン 1.0.0 概要 軍事施設?で敵と戦いまくるマップ。目標もストーリーもない。スタート地点目の前にあるハシゴを登らず、いったん水にもぐってボートが停泊している空洞を進み、奥のほうにあるハシゴを登ると武器庫から始められる。 評価 スクリーン ダウンロード Filefront (8MB) The Gauntlet 作者 Scope-Then-Snipe バージョン 1.0.0 概要 大きな島のマップでエイリアンのマザーシップを破壊することが目標。拠点がいくつもあり敵は非常に多い、戦闘好き向き。ガウスライフルを手に入れたとき、研究所で青いビールに入るか入らないかの2箇所で展開が変わるときがある。後者は入らないで研究所付近のVTOLで次の目標ポイントへ向かったほうが時間もかからず楽、青いビームに入ると非常に遠回りになるが大規模な戦闘があったりする。 そのままだとマップが読み込めない問題があるようなので、フォルダ名をThe_Gauntletに変更するように。所要時間90分、かなりボリュームがある。 目標 01. Take out the small camp ahead それほど敵はいない、だが気をつけろ 02. Take out the guys at the electricity unit Sam ロケランのためにも良く見ろ 03. Go kill the leader of the pack at the next checkpoint 敵を殲滅しろ、お前なら出来る 04. Make it to the bridge and take the sniper out 長い橋だ、覚悟しろ 05. Take out the NanoTwins at the small oil base どう行くかは君次第だ 06. Go get the Gauss Rifle - you ll need it 気をつけろサム 07. Destroy the Guards protecting the cave entrance これがマザーシップへ行く唯一の道だ 08. Find and kill the scientists developing alien weapons 最善を尽くします、キャプテン 09. DESTROY THE HUNTERS SAM!! ハンター?冗談でしょう? 10. jump into the green light and find the portal on the Mothership オーケー、やってみます 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (19MB) The Green Hell 作者 Karladri バージョン 1.0 概要 谷への爆撃を食い止める?ことが目標らしいが話の流れは全く不明。米軍と北朝鮮軍が谷でドンパチするわけだが、目標が何なのか良く分からない上に目標ポイントに行っても特に進まずクリア出来ていない。 評価 評価不可 スクリーン ダウンロード Crymod (5MB) The Green Island 作者 Haquinus バージョン 1.0.3 概要 小さな島に20人くらいの敵+ヘリとスカウトがいるマップ。目標はなく適当に倒すのみ、ヘリには搭乗可能。時間経過が早いのでプレイ感は変わる。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (2.1MB) The Harbour 作者 CaptainChris バージョン 1.0.5 概要 本編のHarborを改造したマップ(原形をとどめているのは港だけで他は全く違う構造)。内容はシンプルに敵を倒していく形式で特に特徴はない。 改造ではあるがマップデザインには少し個性が感じられ丘の上の農道のような雰囲気が良かった。所要時間40分。 目標 01. Save Datas! この島の衛星マップを探せ 02. Transmitter 交信を止めるために北にある送信機を破壊しろ 03. Tank 戦車を破壊しろ 04. Move forward to your team in the dale! 山へ行き味方と合流しろ 4b. Secure the gas station 北朝鮮軍の補給源を絶て 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (30MB) The Island 作者 The_wild_Beaver バージョン 1.0 概要 ナノスーツ部隊と共に北朝鮮軍が占拠する島に上陸しジャミング装置や対空砲を破壊する計画だったのだが…!?マップの作りは荒いがミッション内容は面白い。所要時間30分。 目標 01. Go to the Beach 02. attach the enemy Camp 03. get in the car 04. Follow Baker 05. Go to the enemy Base 06. Follow Jackson 07. Kill the enemy behind the House 08. Go to your Team mates 09. Destroy the Jammer 10. Go to your Team mates 11. Open the gate 12. Find the Nano-chip 13. Destroy the AA 14. Go to the LZ 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (12MB) The Island House 作者 Green PwNaGe バージョン 1.0 概要 非常に小さな島(にある家)のマップ。何もなく観賞用。そのままだとマップが読み込めない問題があるようなので、フォルダ命をMy_Island_Houseに変更するように。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (1MB) The Mapper 作者 SiouxEx バージョン 1.0 概要 北朝鮮軍の軍隊を管理するコンピュータを発見し島から脱出することが目標。冒頭シーンで味方と一緒に進軍するのかと思うと…基本的に淡々と敵を戦いまくるのみ。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (18MB) The Mission 作者 Attila20 バージョン 2.0 概要 3つのタレットを起動させることが目標の小さめの島マップ。 敵を倒しながら道なりで進んでいくのみ。続きを製作中のようだ。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (17MB) The Mixing Bawl 作者 Ravanger バージョン 1.0 概要 敵のキャンプが2つある無駄に広い荒野マップ。イベントや目標はなく敵と戦うのみ。プレイするにはエディタで開く必要がある。colorgradingがオンになっていると(Very Highだと)異常にギラギラした映像になるので注意。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (17MB) The Rescue 作者 The_wild_Beaver バージョン 1.0 概要 墜落した輸送機の4人の乗員を捜索することが任務のマップだが…実は全て(以下略)。目標などはしっかり設定されてるのだが無駄に広く敵の配置も良いとは言えずあまり面白みはない。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (41MB) The Resort 作者 skm バージョン 1.0 概要 断崖絶壁の湖?を舞台にした中規模マップ。北朝鮮軍に占拠されたアメリカの研究施設を奪還するために向かった主人公は予期せぬ事態に遭遇し…!(ネタバレになるので省略)クリア所要時間はそこまで長くはないがストーリーや演出が良く出来ていてプレイヤーを引き付ける。開放感のある景観は美しく特にパラシュートイベントは巧い。防衛戦が戦闘を強制されるようになっていないのが残念なところ。 攻略についていくつか。夜間イベント後に隠れるべき洞窟は周囲に松明のある小屋の奥にある。PDAを手に入れようとするとサメが襲ってくるが●してしまえば良い。最後の目標ポイントは岸壁ではなく海面にある洞窟を指している、そこに入らないとクリアにならない。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (132MB) The Secret 作者 Death_of_death バージョン 1.0 概要 内容に特徴はないがマップは最初から最後まできちんと作られている。Tele-Portというボスを倒すことが物語の目的のはずなのだが、現在はベータ扱いのようで全く話が終わらないままエンディングになる。所要時間30分。 目標 01. Download 端末へ向かえ 02. Signal 通信機を停止しろ 03. The Professor 04. Air defense 対空砲を破壊しろ 05. Mark ターゲットをマークしろ 06. Clear Off ターゲットから離れろ 07. The forest 森へ向かえ 08. The laboratory 研究施設へ向かえ 09. Meeting place 合流地点へ向かえ 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (20MB) The Secret 2 作者 Delta_of_Death バージョン 1.0 概要 The Secretの続き?いろいろやりながら基地にいるキョン将軍を倒すのが目標。丁寧に作られてはいるが特に特徴はない普通のマップ。終わり方が…。所要時間30分。 目標 01. Download 情報を入手しろ 02. Informer スパイを守れ 03. Jammer ジャミング装置を止めろ 04. Ammo ロケットランチャーを拾え 05. Air Defense Alpha 対空砲を破壊しろ 06. Air Defense Beta 対空砲を破壊しろ 07. Escape タワーへ行きキョンを捕えろ 08. The Tunnel トンネルを抜けろ 09. Exodus システムコントロールを有効化しろ 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (40MB) TheShip 作者 StreTh バージョン 1.0.0 概要 目標は一切表示されないため一見何もないマップと思えるが一応内容はある。ヘリ→車→戦車と味方についていき、そこから学校に入り敵を殲滅、さらにヤシの森を越えたマップの反対側の村で敵を殲滅するとスカウトが出現、そいつら倒しヘリで空母に戻るとハンターとの戦いで終了、本当にこれだけなのか確信はないが…。島にいる間に武器を集めておかないとハンターを倒せなくなる場合あり。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (27MB) The Trilogy 作者 daweed_28 バージョン 1.1 概要 パート1~3の3つのマップがセットで内容に繋がりはあるが全く別個のマップと考えてよい。パート1は湖のある小さなジャングルマップで道なりに敵を倒していくのみ。パート2は小さな村と港のある広めのマップで4人の指揮官を倒すことが目的。パート3は飛行場を備えた大きな施設を中心としたマップで、指揮官の殺害と飛行場の確保・脱出が目的。3の大半は夜間の戦いになる。 パート3で注意が2つ。丘のカットシーン後の指揮官を倒す目標は他のスナイパー等に構わずさっさと行うこと、指揮官が気づいて移動してしまったら倒せなくなる場合がある。ナノ兵士を倒す目標を完了するまでは飛行場方面へ行かないこと、ミッションが完了せず進まなくなるバグあり。それを除けば全体的にしっかり作られていて楽しい。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (66MB) The Twelfth Island 作者 andyd151 バージョン 1.0 概要 サイコと共に敵を殲滅し島を脱出する。シンプルかつ非常に短くサックリ遊べる。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (2MB) The Ultimate Physics Map 作者 GTLi バージョン 1.02 概要 物理演算デモマップ。崩れるオブジェクト&ドミノ倒しばかりで独自性がない。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (7MB) The Vulture s One Day Challenge Map 作者 The Vulture バージョン 1.0.0 概要 観賞用の小さな島のマップ。作者のコメント以外に特に何もない。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (5MB) Three Bay Island 作者 Haquinus バージョン 1.0.0 概要 なだらかで広めの島に複数の敵のキャンプがある。目標はなく敵を倒すだけだが需要と供給のバランス取れていて楽しい。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (8.4MB) There will be a cry Docks 作者 N3mdett4 Pat21 バージョン 1.1 概要 FEAR PMのボーナスミッションを模倣したマップらしい。ライトに照らされた暗く狭い通路を進みながら大量の ナノ兵と戦うだけのマップ。非常にシンプルな内容だが短いため戦闘を楽しんで終われる。 評価 スクリーン ダウンロード Crysis-HQ (0.9MB) Thunder2 作者 thunderstorm バージョン 1.0 概要 デモのミッション(ミッション1)の改造マップ。兵士や小屋を新たに配置する程度で大した変更はされていない。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (97MB) tilt 作者 gfowler バージョン 1.0.0 概要 グリーン・イエロー・レッドの3セクションで分けられている広大な島のマップ。目標は最深部まで進みボスを倒して脱出すること。初めはグリーンしか行けないが、点在している施設周辺にいる指定されたターゲットを倒していくとゲートが開き次のセクションへ進めるようになる。初期状態では能力のほとんどがオフになっており、島に何箇所か存在するヒミツの場所(洞窟など)に転がっているナノ兵の死体を発見すると随時追加されるようになっている。 当然後のセクションになるほど難しくなっていくわけだが配置されている敵の数は尋常ではなく油断すると数十人に囲まれるなんてことも。ターゲットが多く絶対に戦闘は避けられないため、所々で手に入る車両を有効活用しよう。 マップの大半が丈の長い草で覆われていて敵の集団をサイドバイサイドでやり過ごしたりレーザーポインタで位置を認識して倒したり(ナイトビジョンがない!)となかなか戦略的で熱い。施設などにもバラエティがある。クリアするには順調に行っても数時間とボリュームたっぷりで戦闘を好む人には非常に手ごたえのあるマップだろう。ちなみに敵は兵士のみ、マシンがいるにはいるが普通にプレイすると出会うことはないかもしれない。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (5.9MB) Time Return 作者 Slipknotweb バージョン 1.1 概要 広い氷原のマップでサイコと共にいろいろやる、いろいろと。人間の敵はナノ兵のみ。。車に乗れない?ため移動が無駄に長い。これと言って特色はないが(サイコがガツガツぶつかる以外は)きちんと作られている。最初のブラックボックスは岩を登ったところにある。所要時間30分。 目標 01. Find the black box 02. Find the black box 2 03. Correct data from a broken submarine 04. Crack the Korean Network 05. Find the pilot 06. Destroy alien transmitter 07. Destroy the aliens, leave the island 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (14MB) Time Rush 作者 Slipknotweb バージョン 1.0 概要 広い海岸のマップでそこらにある拠点の敵を殲滅しつつヘリパッドまで行き脱出することが目標。最後の目標はAPCを倒さないと正常に終わらない、カットシーンが始まればオーケー。武器を装備しないままの敵が多数いたりするが他に特に問題もなく普通のマップ。所要時間30分。 目標 01. Attacking the enemy base 敵の拠点を攻撃しろ 02. Attacking the enemy village 敵の集落を攻撃しろ 03. Use Korean tactical computer 敵の端末を使え 04. Destroy strengthening 05. Attacking the enemy base 敵の基地を攻撃しろ 06. Go to the helopad ヘリパッドへ向かえ 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (25MB) Time to Jump 作者 Shazmog バージョン 1.0.2 概要 空中に浮かぶコンテナを渡って進んでいくゲームのようだがスタート地点からほとんど移動出来ずクリア不可能?最初に衝突してくるコンテナの勢いが足りないことが原因のようだ。アイデアは面白いのだが… 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (2.1MB) Torpedo Isle 作者 gman14 バージョン beta 概要 小さな島のマップで飛行機が飛んでくること以外に何もない、作りかけ。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (30MB) To The Top 1,2,3 4 作者 Shazmog Engtx バージョン 1.0 概要 いろいろな仕掛けが施された空中の足場を渡り最上部まで到達することが目的の個性的なマップで4つのマップがセットになっている。 1つ目は落下するドラム缶や石、ジャンプ台など基礎訓練マップで敵はあまりいない。2つ目は動く床を主体としたマップで、ロックマンのような一定のタイミングで現れたり消えたりする足場を渡る部分もある。3つ目は更に仕掛けに磨きがかかり、移動する床、透明の壁の迷路、水渡り、せり出す壁などなど。4つ目ではロープを掴んで離しての空中モランコ、爆弾回避など。最初に出てくるボス敵はあまりに耐久力が高く無敵だと勘違いするかもしれないが、ボスが座っていた場所にある弾薬だけでも倒せるようにはなっている。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (6.8MB) Trains 作者 Mebassman777 バージョン 1.0 概要 だだっ広い貨物ターミナルに大量の敵がいるマップ、目標もゴールもないがスタート地点の逆側にあるヘリに乗れば一応終了ということらしい。やたら敵がいるという点では戦闘向けにはなるがマップの構造が極めて反復的かつアホらしいほど敵が配置されているだけなので面白みはない。 目標 - 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (14MB) Training Island 作者 Predaaator バージョン 1.0.1 概要 Training Zoneの続編。今回は6つのモードを任意に選んで遊ぶ形式で、中身は大きく分けて4つに分かれる。 FIRE AT WILL は20分間の間だけ湧いて出る敵をひたすら倒しまくるモード。最初は能力や行動が制限されているが3分ごとに解除されていく。味方が多めで熱い戦いが出来る。 PREDATORは クロークが使える状態でスタートする単独戦闘モード。 THE HUNT は発見されることなく(基準が少し曖昧)敵を41人抹殺するというモード。 CLEANING AREAS はマップ内の特定のエリアに出現する敵を順々に倒していくモードで、こちらは全員倒すまでに5回発見されたらゲームオーバー。THE HUNTはプレイ推奨。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (9.3MB) Training Zone 作者 Predaaator バージョン 1.0.2 概要 30分の制限時間の間に計180人の敵を倒すという訓練施設マップで定期的(時間?倒した数?)に敵が出現し続ける。一定数の敵を倒すごとに?降下部隊を含む味方が支援にやってきたり、マップ内にある車両がアンロックされる。このマップの1つの特徴は命中率やヘッドショット数がカウントされ、それによってランクが表示されること。固定機関銃を使ったりすれば射撃数にはカウントされないためランクを稼げる。 自動回復以外のナノスーツの機能は全く使うことが出来ない。またマップ作りにおけるAI関係の作業が非常に上手く出来ているため動きが良く戦いが熱い。味方も結構頑張ってくれる。プレイする前は30分という時間が長く感じるが、間に合うか間に合わないかというレベルに調整されているため密度が濃い30分(死んでロードロードで長くなるだろうが)を味わえるだろう。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (0.8MB) Training Zone 3 作者 Predaaator バージョン 1.0.0 概要 Training Zoneの3作目。今回は6つのモードで3カテゴリが遊べる。Assaultはマップ内に出現する敵をとことん倒しまくるモード、Stealthは敵に発見されないように殺しまくるモード、Predatorは出現する敵をとことん倒しまくるモード(特殊な敵が出る)。出来が良いが全体的に2作目と同じような内容でカテゴリが減っているのであまりプレイする意味はないかもしれない。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (3MB) Training Zone 4 作者 Predaaator バージョン 1.0.0 概要 Training Zoneの4作目。今度はモードを選択することは出来ずランダムで決まる。とりあえずチームでマップ内にいる敵を殲滅するモードと、ナノスーツ機能を妨害する装置を切りつつマップ内にいる敵を殲滅するモードの2つを確認。後者は新しいモードである。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (1MB) Treino 作者 murias212 バージョン 1.0.0 概要 いくつかのエリアに分割された広いマップで大半はインドア。エリアごとに違った構成(敵やマップの構造、演出)になっている。あれこれ考えて作られたのは分かるのだが、マップデザインから内容まで理解不能で何がしたいのか全く分からない。★の壁の迷路は3D酔いする人にとっては地獄。マップから脱出すれば一応クリアらしい、最終地点には船がある。イライラしたい人だけプレイしよう… 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (7.4MB) Treasure 作者 skm バージョン 1.0.1 概要 連れ去られた恋人を救出するためにドンパチ?最初はナノスーツの能力はなく2つの地点で回収し司令官を倒して脱出。1つ回収した時点で夜になるのだがナイトビジョンも双眼鏡もない(どっかにあるかも)ので厄介。やたらめったら植物を配置している上にLODの設定が適当すぎで非常に重い…内容はまともなので残念。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (44MB) Tresors 作者 vodka-kyo バージョン 1.0.1 概要 4つのマップで構成される(物語は3マップで完了するがミッション2での行動によってラストマップが変わる。ミッション1はarriverなので間違えないように)。謎の島に不時着した主人公は味方の女性?と共に奮闘する。カットシーンと会話がやたら多く物語を重視しているようだが良く理解できず。大半の時間を味方と進むためゲーム内容には少し個性があり、敵が徘徊するエリアを発見されずにかいくぐったり、銃座で車両を護衛したり、敵の波状攻撃から護衛したり。次の作品があるならマップメイキングを含めより充実したものを期待したい。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (155MB) Troika 作者 grimm77 バージョン 1.0 概要 広い渓谷にいる3人の司令官?を抹殺することが目標(目標はそれのみ)。キャンプが点在しているので手当たり次第に捜索しよう。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (4.7MB) Tropical Island 作者 Deattt バージョン 1.1 概要 島にあるヘリを破壊することが目的…なのだがヘリを破壊しても特に何もなく他の目標を達成する意味もない。マップの設定が適当なのか異様に重く頻繁に描画バグが起こる。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (21MB) TropicalJungle 作者 {GER}IceCold バージョン 0.1.0 概要 地形だけでほとんど何も作られていないマップ、無価値。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (13MB) Two Islands 作者 SzczurekPB バージョン 1.0 概要 橋で繋がれた2つの小さな島に敵兵士がウジャウジャいるマップ。目標はなく適当に倒すのみ。 評価 スクリーン ダウンロード Crymod (4.8MB)
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カノークス 本店:名古屋市西区那古野一丁目1番12号 【商号履歴】 株式会社カノークス(1991年10月~) 加納鉄鋼株式会社(1958年12月~1991年10月) 株式会社加納商店(1948年1月29日~1958年12月) 【株式上場履歴】 <名証2部>1961年10月2日~ 【合併履歴】 1974年6月 日 新々商事株式会社 【沿革】 明治30年12月 加納小太郎、名古屋市西区塩町4丁目9番地に鉄鋼商を開業。 大正8年12月 合名会社加納商店(資本金2万円)を設立。 昭和23年1月 合名会社加納商店を株式会社加納商店に組織変更(資本金2百万円)。 昭和33年12月 商号を加納鉄鋼株式会社に変更。 昭和36年10月 名古屋証券取引所市場第二部へ上場。 昭和38年5月 名古屋市港区空見町1番地の3に空見工場を完成。 昭和40年7月 空見工場を分離独立させ、加納鋼板工業株式会社として営業を開始。 昭和49年6月 新々商事株式会社を吸収合併。 昭和49年6月 新々商事株式会社との合併により子会社の新日本鋼業株式会社を引き継ぐ。 昭和62年6月 加納物流センター株式会社を設立。 平成元年7月 加納興産株式会社を設立。 平成3年4月 行徳コイルセンターを分離し、加納鋼板加工株式会社を設立。 平成3年10月 商号を株式会社カノークスに変更。 平成3年10月 株式会社岡島パイプ製作所との合弁により、株式会社キャノップを設立。 平成16年1月 株式会社キャノップを清算。 平成16年4月 加納鋼板工業株式会社を株式会社空見スチールサービスへ営業譲渡による事業統合。 平成16年12月 加納鋼板工業株式会社を清算。 平成18年4月 株式会社カノークス北上を設立。